学校行事(秋)
平成29年度 兵庫私小連ポートボール大会を行いました
11月25日(土) 兵庫県私立小学校連合会ポートボール大会が行われました。
寒い日が続いていましたがこの日は日光がよく射し、暖かく感じられるぐらいの天気でした。
仁川学院小学校をはじめ、7校の学校が参加し、各校の5年生が日頃の練習の成果を発揮し合いました。
子どもたちは各校の児童とスポーツを通じて交流をはかりながら、良いプレーを認め合い、刺激し合えました。
会場校としてのおもてなしの精神を心掛け、挨拶や得点係の仕事などとても頑張っていたと思います。
このような経験をさらに今後に生かし、スポーツだけでなく多方面で活躍してくれることを期待しています。
全校半日参観を行いました。
11月1日(水)さわやかな晴天の下、全校半日参観授業を行いました。運動会で躍動する姿を先週半ばにご覧いただいたばかりでしたが、気持ちを切り替えて日々の授業に取り組む子どもたちの様子をたくさんの方々にご参観いただくことができました。
また、本日は西宮市内一斉の防災訓練として緊急地震速報のアラーム通知が予定されていましたので、これに合わせて授業参観中に避難訓練を実施しました。地震発生時の安全確保、続いて津波警戒のための避難移動準備、というところまでの対応を、放送指示に従いながら各学級ごとに行いました。避難訓練を保護者の方にご覧いただくのは珍しいことでしたので、理解を深めていただける貴重な機会となりました。
これから学期末に向けて球技大会や学芸会などの行事もあります。子どもたちのさらに成長した姿や、平常とはまた一味違う一面をお見せできることでしょう。ぜひ、学期末の行事にもご来校いただきますようお願いいたします。
半日参観を行いました
9月14日(木)は、半日参観日でした。子どもたちの学校での様子を半日に渡って保護者の方にご参観いただきました。
2学期が始まって数日が経ち、子どもたちは夏休み明けからようやく学校のペースに慣れてきたところです。授業には普段以上に積極的に取り組み、休み時間には元気いっぱい遊んでいる姿が見受けられました。
オープンスペースでは、夏休み作品コンクールの作品を展示していました。参観日に合わせて結果発表も行いました。賞をとれた子どももそうでない子どもも興味津々で結果一覧を見入っていました。お家の方の手を引き、自分の作品を見てもらおうとする姿もありました。
子どもたちにとって、認めてもらえることが何よりも成長を感じるひと時です。参観の時間はあっという間に過ぎていきました。がんばりの成果が明日の自分を変えていきます。これからも子どもたちのがんばりを見守っていただきたいと思います。
卒業生特別授業「未来予想図」を行いました
11月11日(金)5・6校時、卒業生特別授業「未来予想図」を行いました。今回は4・5年生が対象でした。
本校の卒業生をお招きして、職業・仕事観についてご講演やワークショップをしていただきました。この学習は、子どもたちに社会や職業への関心・希望をもってもらうことをねらいとしています。4年生にとっては、初めての体験だったので、期待を膨らませて、待ち望んでいたことと思います。それぞれの活動については次のとおりです。
4年1組「弁護士ってどんな仕事?」第25回生 福岡真之介さん(弁護士)
子どもたちにとっての弁護士のイメージの多くはテレビドラマやニュースで出てくる刑事事件を担当する弁護士ですが、実際には他にも多くの仕事があるということを知りました。まだ学校の授業で法律等を学んでいない子どもたちが興味を持てるようなクイズをしてくださいました。「弁護士が犯罪者など悪い人を弁護するのはなぜか」「レジで会計をした時におつりが間違って多く渡され、気付いたのに黙って家に帰ることは犯罪になるのか」「拾った捨て猫を家でお母さんに『戻してきなさい』と言われて戻すことは犯罪になるのか」など、どれも面白く興味の持てる内容で子どもたちは楽しみながら学びました。
その後、法律の仕組みや憲法について学び、最後には自分たちでオリジナルの法律を作りました。ユーモアあふれる法律、よく考えられた法律、様々な法律についてその場で審議し、とても盛り上がりました。福岡先生の終始穏やかな笑顔と丁寧な説明に感謝致します。今までにあまり知らなかった世界に興味を持てる良い機会となりました。
4年2組「心臓血管外科」第34回生 政田 健太さん(医師)
4年生にとって、初めての未来予想図。将来の夢を広げる素敵な時間を過ごしました。今回は医師の政田先生をお招きして、お話を伺いました。子どもたちの中には医者を目指している子も多く、興味深く話を聞いていました。医者になるには、大学を6年間通わないといけない、試験も多い、卒業後は研修医として働き、時には2時間しか睡眠がとれないときもある・・過酷なお話でしたが、最後には「大変だけど、やりがいのある仕事ですよ」と晴れやかな表情で語っておられました。患者の命を預かる大切なお仕事だからこそ、やりがいを感じ、仕事に誇りを持っておられるのだと思いました。
また、先生が専門でされている心臓についてのお話も伺いました。心臓の仕組みや役割、そして病気についても教わりました。今回は病気の中で「大動脈弁狭窄症」を取り上げ、手術方法を動画で見せていただきました。最後には手術で使用される人工弁や心臓の模型を見せていただいたり、手術の際行う縫合の一例を教えていただいたりしました。盛りだくさんの内容であっという間の2時間。子どもたちの『仕事』に対する視野を広げる、貴重な時間となりました。
5年1組「家具修理ってどんな仕事?」第19回生 西村英樹さん(家具修理士)
5年1組の未来予想図に来てくださったのは19回生の西村英樹先生です。西村先生は家具の修理のお仕事をされています。子どもたちにとっては家具の修理ということ自体、家庭でもなかなか経験することがありません。西村先生が実際にテーブルの塗装をし直したり、足の折れた椅子を修理したりしている写真を見て、こんなにもきれいに直るのだと驚いていました。最近は壊れたら新しく買い替えることが多い世の中で、どんな人が家具を修理しているのか、どんな家具が修理されてまで使われているのかなど、修理の先にある人々の思いについてもお話をしていただきました。子どもたちは家具を大事にする気持ちが強まったと思います。後半は、木工パズル作成をして実際に木を削る磨くという体験をしました。こちらも子どもたちはとても喜んでいました。
5年2組「経営コンサルトってどんな仕事なんだろう ~そして海の出会いと沖縄移住~」第25回生 吉田明正さん(株式会社ココロザシ代表取締役)
5年生になって2回目となる未来予想図の授業は、25回生で株式会社ココロザシ代表取締役をされている吉田明正さんによるものでした。前半は会社の組みを病気に喩えて説明されました。また、携わった企業のロゴマークを紹介され、知っているロゴマークを見て、子どもたちは喜んでいました。後半はスキューバダイビングの器材を教室に持ち込まれ、それらの説明をして頂きました。そして病気になった自分が、スキューバダイビングとの出会いで健康を取り戻したことも教えて頂きました。授業の結びに、「健康が一番。」、「やらされているだけでは駄目。自分からどうやって楽しもうかと思って下さい。」そして「可能性は一つじゃない。」という含蓄のある言葉を子どもたちに贈られ、授業は終了しました。
2年生 「はじめのいっぽ」を行いました
11月25日(金)、2年生とマリアの園幼稚園年長組園児の交流活動「はじめのいっぽ」を行いました。
今年度3回目で、これが最終回となりました。今回は、第4校時からお昼休みの時間にかけて、園児たちが小学校にきてくれました。
体育館に整列し、活動開始です。2年生と園児はペアで活動します。
まずは、音楽を通じて気持ちをほぐします。
2年生が「となりのトトロ」の器楽合奏を披露しました。12月の学芸会に向けてまだまだ練習途上の演奏でしたが、園児たちが口ずさみながら熱心に聴き、拍手をしてくれたので、2年生はうれしそうでした。
続いて「ドレミの歌」をいっしょに歌いました。英語で歌う部分は園児たちに聞いてもらい、ちょっと誇らしげな表情でした。
次に、よぜふ組、ふらんしすこ組、まりあ組の3クラス対抗でボール送りゲームを行いました。
上手にできるように、2年生が一生懸命園児たちにアドバイスしながらがんばりました。
体育館から教室に戻ると、お弁当の時間です。2年生が床に広げたレジャーシートで、ペアの子たち同士なかよくおにぎりをいただきました。
食べ終わってしばらく教室で折り紙やお絵かきを楽しんだら、もうお別れの時間。最後は、2年生代表からお別れのあいさつです。「今日みたいに、元気いっぱいのすてきな1年生になってください。」という言葉を、園児たちはにっこりしながら聞いていました。全員で聖母マリアへの祈りを唱えた後、お互いに満足そうな笑顔でいつまでも手を振り合ってお別れしました。
この交流を通じて、園児たちは小学校にとても親しみを持つようになってくれていると感じました。きっと4月からの小学校生活もいっそう楽しみになったのではないでしょうか。また、2年生の年少者を思いやる心がたくさん引き出されて、お兄さんお姉さんらしい表情をたくさん見ることができました。