学校行事(冬)
第57回卒業式を行いました。
3月13日(火)、第57回卒業式を行いました。春の陽気に包まれながら、未来へと向かって小学校を巣立っていく卒業生の顔は皆晴れやかでした。
在校生や保護者の皆様の拍手に迎えられ、力強い曲に合わせて、やや緊張しながらも堂々と卒業生が入堂してきました。
「聖体賛美式」では神父様の司式のもと、これまでのお恵みへの感謝と卒業生のこれからの活躍を、神様に見守っていただくようお祈りしました。
聖体賛美式の祝福のあとは、一人ひとりに卒業証書が授与されました。一人ひとり名前を呼ばれた子ども達は、緊張した面持ちで壇上に上がり、校長先生から証書を受け取りました。その後校長先生から、「和を作ったり守ったり、善い行いをすることは簡単ではありませんが、仁川学院では和と善を作るための心を学びました。これからも新しい場所で和と善の心で歩んでください。」という祝辞をいただきました。
「歌と言葉」。在校生から卒業生への送辞では卒業生への尊敬や憧れ、卒業生から在校生への答辞ではこれまでの感謝とエールの気持ちが伝えられました。コルベ講堂内に響く歌声と相まって、感動のひと時となりました。
感動の余韻を残しつつ、大きな拍手に送られて退堂した卒業生の顔はどことなく大人びたようで、自信に満ち溢れていました。
コルベ講堂の前で記念撮影の後、教室へ帰り担任との最後の終礼をしました。最後は担任の先生からお祝いムービーと言葉をもらい、自分たちの胸に刻んでいるようでした。最後の別れになると、名残惜しいようで、終礼後も4階フロアには多くの卒業生が残っていました。
57回生は今日で仁川学院小学校を卒業し、それぞれの道に進みます。ともに遊び、ともに学んだ友達や先生方との絆をいつまでも大切にしながら、自信を持って前に進んでいってほしいと願っています。57回生の皆さん、卒業おめでとうございます。
スクールファミリー遠足(2・4年生)
3月2日(金)、スクールファミリー遠足が行われました。2・4年生は、須磨水族園へ行きました。行く前に諸注意があり、電車内ではグループごとに静かに乗客の方の迷惑にならないように気をつけて行動していました。途中、駅で乗客の方の乗り降りがありましたが、様子を見て臨機応変に動く姿は立派なものでした。
水族園に到着してからは、ペアごとで自由行動の時間があり、各々楽しく見学していました。その後、イルカショーとイルカふれあい体験に参加しました。特にイルカふれあい体験では、「初めてイルカさわった!」「ツルツルしていたよ!」と楽しそうにイルカとふれあった感想を話していました。
昼食後は、またペアごとの自由行動でした。集合時間ぎりぎりまで楽しんでいました。
帰りの電車内でも、疲れはあったでしょうが、がんばって静かに過ごしていました。4年生は、上級生としてしっかりと2年生をサポートし、見ていて感心しました。
来年も、3・5年生という組み合わせでかかわることになります。どちらも4月から、また成長した姿を見せて、スクールファミリーとして交流できるのではないかと期待しています。
スキー教室(3日目)
スキー教室最終日の朝を迎えました。朝の集いまでに、帰りの支度や布団の片付けなどもしなければならないので、朝一番からエンジン全開で動かなければなりません。まだまだ眠たい目をこすりながらも時間を気にしながら、室長を中心に協力してやるべきことをこなしていきました。
朝ご飯を食べた後、荷物をホールに移して、いよいよ最後のスキーレッスンです。今まで頑張ってきた4年生に神様が最高の雪質のゲレンデを用意してくださっていました。「グリーンホテルやまなみ」の前のスロープからは、この短期間にスキーの技術だけでなく準備や片付けも含めて随分成長した多くのたくましい姿が颯爽と滑り降りていきました。
最後のスキーレッスンが終わりました。閉校式では、この3日間お世話になった先生方にご挨拶をして、代表者がスキーの認定書を受け取りました。
その後、着替えて昼食を済ませ、退所式を行いました。自然教室・スキー教室とお世話になった「やまなみ」のスタッフの方々ともお別れです。今回の宿泊行事でも、多くの方々に支えられているんだな、ということを実感しました。この感謝の気持ちとここで学んだ多くのことを、これからの学校生活でも生かしていこうと決心してバスに乗り込み、ハチ高原をあとにしました。
スキー教室(2日目)
スキー教室2日目の朝は、生憎の曇り空ではありますが、子どもたちは皆元気です。今日一日のことが楽しみなのか、起床時刻よりも早く目覚めた子どもたちも何人かいたようですが、6時30分までは大人しくして、エネルギーをため込んでいるようでした。テキパキと身の回りの整頓を済ませて朝の集いを行いました。昨日の夕べの集いでは、開始時刻ぎりぎりに集合したグループもありましたが、今朝の集いでは全グループが10分以上前にきれいな列で集合することができました。素晴らしい一日になることを予感させてくれた子どもたちでした。
朝の集いでは心と体できちんと先生のお話を聞くことができました。集いの後は思い切りスキー訓練を行うことができるように、しっかりと朝食をいただきました。
いよいよスキーレッスン2の始まりです。朝食のころに降っていた雪も止みました。グループごとに写真撮影をして出発しました。
お昼ご飯は、子どもたちが大好きなカレーライス。午前の練習の疲れた体に温かくて美味しいカレーライスがどんどん「流れ込んでいく」が如く入っていき、あっという間におかわり用のご飯もルウもなくなっていきました。これで午後からも頑張れます。
昼食が終わると、最も長い練習時間のスキーレッスン3が始まりました。練習開始と同時に粉のような雪が降り始めたのですが、スキーが初めてという初級グループも上達していたので、全グループ林間コースからスタートしました。初めて滑るコースに「楽しい!」という声が聞こえてきました。
2時間半にも及ぶレッスンが終わり、さぞかし疲れているかと思うのですが、その後もそり遊び、雪だるまづくり、雪合戦などに興じた子どもたちでした。
雪遊びが終わると、お待ちかねの夕食です。今夜のメニューは「すき焼き」でした。昨夜同様、お肉が煮えるまで待ちきれず、お漬物でご飯を食べてから、しっかりとすき焼きも平らげていました。
夕ご飯の後は、何日も前からクラスごとに準備をしてきた出し物を披露する夜レクパート2です。劇あり、手品あり、クイズあり、怖い話あり、マジックありと、それぞれに工夫を凝らした楽しい出し物で大いに盛り上がりました。最後に先生方の寸劇から始まるキャンドルサービスで夜レクを締めくくりました。そして、室長を中心として反省会をして明日への課題を見出し共有しました。いよいよ明日は最終日。ここまで怪我も病気もなく全員が無事に充実した2日間を過ごせていることに感謝しながら一日を終えました。
スキー教室(1日目)
4年生が待ちに待ったスキー教室がはじまりました。
これ以上ないというぐらいの快晴の初日を神様が用意してくださっていました。バスの中ではクイズ大会やカラオケ大会で盛り上がり、あっという間に目的地のグリーンホテルやまなみに到着しました。
到着後、入所式を行いました。「やまなみ」のご主人にご挨拶をいただき、それに応える形で児童会副会長からの力強い挨拶でスキー教室が幕を開けました。
何をするにも、しっかりと準備をすることが大切です。ということで、まずは腹ごしらえをしました。学校と同じようにお祈りをしてからいただきました。子どもたちのお皿はみるみるうちに空になり、おかわりをしていました。どうやら準備万端のようです。
昼食後、スキー板やグローブ等を受け取り、まずはこの3日間の舞台となるスキー場をバックに記念撮影をしました。その後、開校式を行い、インストラクターの方々に自己紹介をいただいた後、児童会書記がご挨拶をして、いよいよスキーレッスン1が始まりました。
入念に準備運動をしてからストックの持ち方やスキー板のはめ方などを教えていただき、それぞれのグループに合わせた練習が始まりました。
初心者も上級者も、それぞれのレベルに合わせて楽しめたようで、「林間コースに2回も行けたよ!」という喜びの声や「あ~、疲れた。でも楽しかった!」という声も聞こえてきました。どの声も初日の滑りが充実していたことを証明してくれていました。
夕べの集いの後は、お待ちかねの夕食です。今夜のお料理は「やまなみ」さんの名物『鴨なべ』でした。スキーでお腹がすいたからか、お鍋が出来上がるのを待ちきれず、お漬物とお鍋から出てくるおいしそうな匂いとででご飯を2杯も3杯も食べる子が続出しました。鴨なべが出来上がるとお箸の進み方はさらにヒートアップして、あっという間にお鍋の中が空っぽになってしまいました。
夕食の後は、夜レクパート1のナイトウォークに出かけました。夜のスキー場の端の方を無言で歩いていると、いろんな音を聞くことができました。みんなで手をつないでふかふかの雪の上に寝転がり、星を眺めました。私たちがスキーをし終わったころから一晩中、次の日のために大きな機械の付いた作業車でスキー場を整備してくださっている方々がいることを知りました。安全にスキーを楽しむことができている裏側でお仕事をしてくださっている方々に感謝しながらナイトウォークを終えました。
宿舎に戻った後は、反省会や伝達会などをして就寝です。明日も充実した一日になりますように。