建学の精神

“真人”を育む。

神によって「神の似姿」として創造された人間は、神によって与えられた根源的能力である「力」「愛」「思慮分別」を持っています。この3つの能力を⼈格の柱とし、建学の精神である「和と善」の⼈格的特性を持って育てること、それがカトリック校である仁川学院⼩学校の⽬標です。3つの能力を均等に育むことで、イエス・キリストに倣う「人格の完成」、つまり、神を畏れ敬い、規律と礼儀を身につけた人、人としての尊厳を保ち、個々の人格を認め、大自然と動植物を愛でることのできる人、また、常に和を尊び、自ら進んで善を行う人、人を許す穏やかな心を持ち、何事にも奉仕の精神を持って行動できる人をめざします。21世紀に生きる児童たちが、「和と善」の精神に基づき、社会の変化に柔軟に対応し、国際社会で逞しく生き抜き、愛に満ちた平和をもたらすことができる人となることを願っています。

10年後もその先も限りなく伸び続ける人にこどもたちがそれぞれに持っている心身の能力のこと。学力だけでなく、生きるためのさまざまな力のすべて。
心を開き奉仕することに喜びを感じる人に自分の心にある利他の愛に目覚め、隣人や自然を愛すること。そして、自分のことだけでなく、隣人を思いやり寄り添いながら、共に生きていく心。
思慮
分別
愛に満ちた平和をもたらすことができる人に生きる目的や人生の価値を常に考える習慣をつけ、自らの力や愛をいかし、適切な方法を選ぶ聡明さのこと。