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【中学】新入生オリエンテーション3日目 仲間との絆が深まる

2025.04.12
学校行事

 最終日の朝も起床は6:15。ただ昨日と違うのは、帰りための荷物をまとめること、2日間使った寝具を片づけること。同室の生徒で協力して寝具を片づけたり、忘れ物がないか声を掛け合ったり。

 朝のつどいでは、お祈りと健康チェック。さすがに疲労の色が見える生徒もいますが、病院に搬送される怪我や発熱などはなかったのは立派!

 校長先生の朝のお話では、この3日間で学んだことを学校に戻ってからも実践できるように、そしてさらに成長できるようにというお言葉をいただきました。

 宿舎でいただく最後のご飯。おかわりもしっかりと。

 いよいよ退所式。宿舎のサンダイフクさんからはご自身の中学時代の経験から、中学での思い出は一生のモノというお話がありました。そして、3日間の感謝を込めて全員で「ありがとうございました」と伝えました。

 ハチ高原を出発して学校へ直帰! ……ではなく、もう1か所立ち寄ります。バスに揺られること約2時間。到着したのは丹波篠山市。長い伝統を持つ丹波立杭焼の体験です。

「窯元やまの」の陶芸家があっというまに4つも作品を作りあげ、生徒たちからは「おーっ」という歓声とともに拍手が自然と起こりました。ホンモノは人の心を揺さぶります。

説明を聞いたあとは、作品作り。今回は電動ろくろを使うのではなく、紐作りという方法で、紐状にした粘土を積み上げる方法で作ります。重ねた紐と紐の間には継ぎ目ができます。この継ぎ目を指を使って丁寧に伸ばし、ツルツルにしていきます。

先生方も挑戦! 生徒よりも上手な作品が完成(しているといいですが……)。 窯で焼いた作品は後日、学校に送られて自宅へ持って帰ります。どんな仕上がりになるか、楽しみです。

 陶芸のあとは、目の前にある原っぱでお弁当タイム。

丹波篠山市はハチ高原ほど寒くはないものの、西宮市よりは気温が低いので、桜がまだ花を残しています。

花見をしながらのお弁当で、新入生オリエンテーションのすべてのプログラムを締めくくりました。

 入学してすぐの3日目に始まった新入生オリエンテーション。中学校生活について、右も左もわからなかった新入生たちは、立派な仁川学院中学校1年生となって、学校に戻ってきました。月曜日の代休を挟んで、火曜日から始まる通常の学校生活で、これからの活躍が期待できそうです。