学問的な探究を意識した、文理を問わない幅広い学習プログラムで
質の高い学力を身につけます。
6カ年で難関国公立大学進学をめざし、現状を分析しながら目標に向かって自分たちで問題提起と解決策を提示する力を育てることを軸にしたコースです。中学校では、課題発見型学習に向けての基礎固め。学力の土台をしっかりと固めることはもちろん、高校で探究する力を発揮するために、他者と協働で課題に取り組む姿勢を育みます。最終的には、高校2年次にそれぞれの探究テーマに沿って論文作成やポスター発表を行います。生徒たちの内なる知的好奇心や探究心が、学力の幅と奥行きを広げ、共に学び、共に教え合い、共に支え合う関係へと変容するそのプロセスこそが、このコースの最大の魅力です。

Point.01学習のつまずきを即座に解消するフォローアップ

アカデミアコースでは、放課後に「フォローアップ」の時間を設けています。小テストや単元テストなどで、理解が不十分だった生徒には、時間をあけることなく即座に対処することが有効です。教科担当者だけでなく現役大学生による学生メンターも加わり、生徒一人ひとりにきめ細かな指導を行います。その分野が理解できるようになるまで、アドバイスをしながら進めていくことで、苦手分野を作らないようにしています。

Point.02中学の段階から大学の研究に触れる

中3の探究では、大学とコラボレーションした授業を行います。実際に大学で講義を受けたり、実験したりすることで「研究」レベルの学問とは何かを肌で感じ、大学生を疑似体験します。また、夏の学習合宿で大学を訪問して学生との交流も行います。このような体験を通じて、学問に対する自分の興味・関心を見つけ出し、自分が学んでいる意味を確認します。また、各教科においても探究することを大きなテーマとし、「なぜ?」「どのように?」の問いを大切にし、「答えのない問い」に立ち向かう力を育みます。

Point.03コース内での縦のつながりを重視

アカデミアコースでは、異学年間でコミュニケーションを取りながら、さまざまなことに取り組む機会が増えます。3学年合同ホームルームでは、学習の方法についての下級生からの悩みに、上級生が自分たちの経験を踏まえてアドバイスを送ります。夏の学習合宿では、学年混合班を編制。新しい大学入試の対策として、教科融合問題を協働で解いたり、フィールドワークも事前学習から異学年で行います。探究発表の場においても、学年に関わらず質疑が飛び交う中で、先輩は後輩に範を示し、後輩は先輩の姿から学ぶことで、お互いに高めあっていきます。

高2・3

アカデミアαコース
— 難関国公立大

難関国公立大学合格をめざしたハイレベルなカリキュラムを組んでいます。どの科目においても、基礎基本の土台の上に、思考・判断・表現を重視した授業が展開されます。各学年で設定されている「探究」は、複数の教員がゼミ形式で担当し、個人が設定したテーマに沿ってミニ卒論を書き上げるところまでサポートします。生徒たちの自律的で主体的な学びが促進されるような雰囲気づくりを大切にし、人間性豊かな魅力ある生徒を育てます。

アカデミアβコース
— 国公立大

国公立大学合格をめざし、大学受験に必要な学力の醸成を図ります。各自の志望校に応じてきめ細かい教員のサポート体制も充実。また、アカデミアαコースと同様、2年生の「探究」では、複数のゼミ形式でグループ毎にテーマを設定し、大学での学びにつながる研究の基礎を意識して探究学習を重視します。3年生では、アカデミアαコースの生徒たちとも切磋琢磨しながら、第一志望の合格へ向けてさらに学びを深めます。

PICK UP

No01

学習合宿

7月下旬、京都の名刹・知恩院で2泊3日の学習合宿を実施。教科の自学自習はもちろんのこと、「開かれた学び」をテーマに、社会問題に切り込んだ講演や学習で、生きた学びを拡大します。さらには、アカデミアコースを卒業した大学生の交流や大学訪問などで、意欲を高めていきます。

No02

探究

中学校のアカデミアコースでは、高校のカリキュラムにある探究を先取りして行います。自分たちで問いを見つけ、仮説を立て、実証し、導いた結論を発表。日ごろの教科の授業で培った学びをフル活用して、論理的に物事を考える力を養う、課題発見型の授業を展開しています。