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【高校】南山大学特別講演

2025.03.06
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3月5日(水) に高校1年生と高校2年生 Cαコースの生徒を対象に、南山大学国際教養学部の山岸敬和教授からご講演をいただきました。

今回の講演は「大学とは何か」というテーマで行われました。まずはクラスメイトとのディスカッションとして、「高校までの学び」と「大学の学び」について考えました。生徒からは、高校までは文理問わず満遍なく学び、大学では専門分野を研究するという意見が出ました。
このことについて先生からは、高校までは知識を習う「学習」であり、大学からは問い続ける「学問」であると答えられました。この講演を通じて大学では受け身ではなく、能動的に学ぶ姿勢が重要であることが垣間見えました。
大学では、例えば環境問題を解決したいと考えた場合、原因を理解したり、解決策を調査したりするために、各学部に分かれてその分野のエキスパートとして研究がなされるとのことでした。

最後に、スティーブ・ジョブズが演説で話した「Stay hungry」という言葉が紹介され、いつでも自分にとっていいものが得られると思って求める姿勢を大切にしてほしいと伝えられました。また、大学を選ぶ際には「どこ」で学ぶかよりも「何のために」学ぶかを考えてほしいと述べられました。
先日の受験体験講話に続き、今回もさまざまな視点から大学について考える機会となりました。受験は勉強の他にも自分自身のやりたいこと、できることと向き合う機会となります。今回の講演を経て生徒たちがどのような目標を持ち、どのような将来像を描くのか、今から楽しみです。