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【高校】Aコース 受験体験講話

2025.03.18
学校行事

 先日行われたCαβコース 受験体験講話に続き、国公立大学の受験を終えたAコースの卒業生が1・2年生に受験体験講話を行ってくれました。

 卒業生からは簡単な自己紹介のあと、私立・国公立大学の受験状況や選択した進路について語られました。併願として近畿圏の私立大学を選んだ卒業生もいれば国公立大学のみを受験した卒業生もいて、併願した私立大学にあたっては推薦受験したのか一般受験にしたのかも語られました。難関大学に合格するために何度も何度も個人的に質問に行った話があったり、高校1・2年生の頃から考えていた進路からもう一度自分のやりたいことを考えて進路を変更した話、なかには共通テストの結果が芳しくなかったけれども国公立大学の前期に何とか合格した話があったりと、卒業生それぞれがみな違ったエピソードを語ってくれました。

 その後、各ブースに分かれて卒業生が質問対応を行いました。今回参加したAコースの現役生からは、英単語はどのようにして覚えるのか、理系物理選択なのに苦手なので何かコツはあるかなどという勉強の質問や、朝と夜のどちらに勉強していたのかという、勉強の仕方の質問もありました。他にも卒業生からは今は勉強が楽しくても受験を意識すると手がつかなくなる話や、部活動に打ち込むと勉強をする時間が減ってしまう一方、その時の経験が面接試験で評価された話、取得できる免許を事前に調べて志望大学を決定した話もありました。

 今回の受験講話の司会を担当したAコース主任の先生からは、志望校を大学名で選ばず、自分はどんな学問につきたいかで選ぶこと、またそのためには自分から動いて見つけなければならないこと、そして受験が終わる最後までブレないことの重要性が語られました。

 2年生はあと1ヶ月足らずで新3年生となり、来年のこの時期まで戦うことになります。1年生は2年ありますが、受験生になるのはそう遅くないでしょう。この限られた高校三年間に生徒それぞれの物語がある中で、悩みぬいた末に自分の進路を切り拓くことを期待します。