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【中学】仁川の森 大市なすの苗を大きく育てよう!
昨年育てた大市なすの実からとった種が見事に発芽しています。


ただ、この小さなトレイでは苗は大きく育ちません。そこで、大きめのポットに苗を移植します。この作業を「鉢上げ」と呼びます。
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終業式の放課後、有志の生徒が11人も集まってくれました。まずは先生から作業手順のレクチャー。丈夫な苗にするためには、鉢上げの作業はとても重要です。
① 鉢底石を入れる。

ポットの底の穴から土が流出することを防ぐため、水はけを良くするために石を入れます。
② ポットに土を入れる。

土が少なすぎても多すぎてもダメ。量をしっかり考えながら……。
③ 苗を移植する。

苗を傷つけないように、優しく取り出して、大きめのポットに移し替えます。
④ 土を足して調整する。

もう一度、土を足して高さを調整します。
⑤ 土を鎮圧する。

これが最終工程。苗が倒れないように、手で土に圧をかけて定着させます。
途中ではお互いに教え合ったり……。

紺色のリボンは高校生。大市なすプロジェクト立ち上げのとき、栽培農家の松山さん家に取材へ行った生徒もお手伝い。

愛情を込めた丁寧な作業が終わり、満足の笑顔!


1時間で72個も鉢上げができました!
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まだ気温が低いので、しばらくは温室の中で育苗し、暖かくなったころに畑へ植え替えます。
絶滅寸前、幻と言われる大市なすを後世に遺していくため、仁川学院中学生の活動は続いていきます。