2024年度の締めくくりとなる3月18日、学年集会またはホームルームで始まったこの日は、生徒たちにとって特別な一日となりました。

コルベ講堂で行われた終業式では、教務部、生徒部、校長先生からそれぞれ心に残るお話をいただきました。先生方の言葉に、生徒たちは真剣な表情で耳を傾けていました。一年間の学びや成長を振り返り、そして、新たな年度に向けての希望……、それぞれの胸に様々な思いが行き来したことでしょう。

終業式後、ロッカー移動が行われ、生徒たちは新しい学年で使うフロアへと荷物を運びました。

その後、一年間お世話になった教室や校舎への感謝を込めて、「美化の日」が行われました。生徒たちは、普段使っている教室やラウンジ、特別教室などを丁寧に清掃し、学校全体が清々しい空気に満たされました。

そして、最後のホームルーム。担任の先生から一人ひとりに通知表が手渡され、一年間の努力が形となって示されました。通知表を手にした生徒たちの表情は様々で、喜び、安堵、そして少しの寂しさが入り混じっていました。クラスメイトとの別れを惜しみつつ、4月の始業式での再会を約束し、笑顔で締めくくりました。

この日、学校は一年間の思い出と、新たな始まりへの期待が交錯する特別な場所となりました。

春休み、生徒たちはそれぞれの時間を過ごし、4月にまた一回り成長した姿で再会することでしょう。