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【中学】新入生オリエンテーション1日目 中学生活を知ろう
2日前に入学式を終えたばかりの中学1年生ですが、バスに乗ってハチ高原へ。


入学3日目にして、2泊3日の新入生オリエンテーションが行われるのが仁川学院中学校の伝統です。
2時間半でハチ高原に到着。まずは昼食です。


昨年は山のてっぺん付近にうっすら雪が残る程度でしたが、今年は雪がたくさん残っていて、3月下旬までこの場所がスキー場だったことを実感します。



お弁当の後、がまんできずに雪のあるところへ駆けよって遊ぶ生徒たち。中には先生と雪合戦で勝負する生徒たちも!
心ゆくまで雪を楽しんだあとは宿舎に入り、入所式です。


宿舎「サンダイフク」さんのお話のあと、生徒代表が3日間この場所で学ぶ決意を伝えました。
午後からは教務部と生徒部のオリエンテーション。


広辞苑を引くと、「【べんきょう】勉強 ①精を出してつとめること。②学問や技術を学ぶこと。さまざまな経験を積んで学ぶこと。」とあります。簡単に言いかえれば「努力」「経験」。中学生として、常に胸に抱き続けてほしい言葉です。
先生方のお話を受けてしっかりメモを書く生徒、しおりで次の予定をきちんと確認する生徒など、中学生としての意識が高くなっている様子が見受けられました。


次のプログラムですが……、黄色の線に足がピタリとそろっています。



これは集団行動の時間です。縦も横も列を揃える、そして学校では欠かせない「礼(お辞儀)」もしっかりと体を曲げて、美しく。見た目がそろえば心もそろいます。
一転して、今度はみんながあちこち走り回っています。アイスブレイクの時間です。。出会って3日目でお互いの顔と名前もまだ一致せず、話したことのない人もたくさんいます。だからこそ、アイスブレイク(=氷を溶かす)時間が欠かせません。



ゲームは大盛り上がりで、クラス・性別を超えてたくさんの人としゃべるきっかけができ、アイスブレイクは大成功!
いよいよ夕食の時間。係の生徒が分担して配膳します。これも集団生活では大切なこと。


今日のメニューはハンバーグに白身魚のフライ、おすまし、ぶどうゼリー。


お腹が満たされたら疲れも吹っ飛びます。お櫃を抱えてお代わりを次々と!
学年全体の活動が多い新入生オリエンテーションですが、クラスの時間もあります。


学級目標を作るためのブレーンストーミング。思いついた言葉をどんどんメモに書きます。それを内容ごとに分類して、意見を集約していきます。


明日午後、各クラスの目標を発表します。明日のブログでも紹介したいと思いますので、乞うご期待!
最後のプログラムは1日の振り返りです。


せっかくの体験も、「やりっぱなし」「とりあえずやっただけ」では徒労に終わります。


「久しぶりにスマホもゲームもない生活を体験したのは有意義だった」「アイスブレイクでたくさんの人と知り合えた」と、全体集会の場で各クラスの代表が振り返りを発表しました。


仁川学院では振り返り・分析を大切にし、内省することで成長へとつなげていくことを願っています。
そして、お祈り。


まだお祈りを完璧には覚えていませんが、「お祈りで始まり、お祈りで終わる」のが仁川学院です。
就寝準備。布団も自分たちで準備。


「自分のことは自分でする」「周りの人を助ける」親と離れて生活するオリエンテーションだからこそ、経験して学んでほしいことです。


雪解け水の流れる音が間断なく聞こえるハチ高原初日の夜が更けていきます。