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【中学】仁川の森!~前期初回活動レポート~

2025.04.24
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本校が総合学習として8年前から行っています“仁川の森”。その前期の活動がスタートしました! 初回となる今回は、生徒たちが一年を通してホンモノの自然と触れ合い、学びを深めていくための、大切な第一歩を踏み出す日です。

まず、教員から、仁川の森の意義や、これまでの活動を通して生徒たちがどのように成長してきたかが語られました。ホンモノに触れ、仲間と協力しながら様々な体験を重ねることで、知識だけでなく、豊かな心も育んでいく――。まさに仁川学院訓にある「大自然に学び愛せよ 而して創造主に近づけ」につながる、そんな仁川の森の理念が、改めて生徒たちに伝えられました。

続いて、本年度前期の仁川の森の活動の説明がありました。そして、生徒のリーダーとなる生徒会文芸委員長からは、「楽しい活動にしましょう」と、メッセージが贈られました。ほんとうの意味の楽しい活動を追及していきます。

いよいよ班ごとの活動がスタート。まずは、新しい仲間との距離を縮めるためのアイスブレイクです。自己紹介や簡単なゲームを通して、初対面の生徒同士にも笑顔が生まれ、和やかな雰囲気に包まれました。

最初の畑での活動は、草引きです。土の匂いを嗅ぎ、草の根っこに触れながら、生徒たちは真剣に取り組みました。普段何気なく見ている植物にも、力強い生命力があることを肌で感じたことでしょう。協力して大きな草を抜いた時の、生徒たちの達成感に満ちた表情が印象的でした。抜いた草も堆肥にしていきます。

草引きの合間には、各班で「この班で大切にしたいこと」を話し合う時間も設けられました。「みんなが気持ちよく活動するために」「困難なことにどう向き合うか」「自然の中で安全に過ごすために」など、活発な意見交換が行われました。「協力」「尊重」「助け合い」といったキーワードとともに、それぞれの班の個性が垣間見える時間となりました。

活動の締めくくりは、仁川の森クイズ。昨年度までの活動や、さっき抜いた草に関するクイズに、班で協力して挑戦しました。新入生に正解をさせるために、いろいろなヒントを出す上級生。そんな優しい雰囲気の中、笑顔あふれる時間となりました。

再来週には、夏野菜の種まきを予定しています。仁川の森での様々な活動を通して、生徒たちが自然の素晴らしさを感じ、仲間との絆を深め、大きく成長していくことを願っています。次回の活動レポートも、どうぞお楽しみに!