３月９日、剣道部の卒業生を祝う会がとり行われました。

卒部式では、現役生と引退する高校３年生による真剣勝負を行います。一本一本に魂を込めた打ち込みが交わされ、気合いの入った発声と足さばきの音が響き渡りました。普段の稽古とは異なる緊張感の中、３年生は最後の力を振り絞り、現役生は先輩への敬意を込めて技を繰り出しました。

試合の後は全員での最後の地稽古を行いました。３年生を中心にこれまでの集大成となる稽古が展開されました。汗を流しながらも笑顔が見える和やかな雰囲気の中、それぞれが思い思いの技を出し合いました。

稽古後には送別会が開かれました。現役生からのお祝いの言葉、卒業生からのメッセージが交わされました。先輩方からの言葉を受け、現役生たちは真剣な表情でそれを噛みしめていました。

これをもって３年生は仁川学院剣道部から巣立っていくことになります。
先輩方からの言葉を胸に、現役生たちは明日からの稽古に向かいます。新たなステージへ旅立つ３年生の背中を見送りながら、彼らの残した足跡をしっかりと受け継ぐ決意を新たにした一日でした。