学校行事
11月8日(金)5・6校時に4・5年生を対象に同窓生特別授業「未来予想図」が行われました。
仁川学院小学校同窓会設立以来、同窓会と小学校が協力して取り組む最も重要なこの行事も今回で25回目を迎えました。今回も社会の一線で活躍する先輩方が、ご自身の仕事や働くことの価値など様々なことを4年生と5年生の子どもたちに伝えてくださいました。
4年1組 「みんなの知らないワッフルの世界」ワッフルプラス オーナーシェフ 藤沢 康貴先生(29回生)
ワッフルの種類から始まって、ワッフルの歴史やワッフルの名前の由来、一言でワッフルとはいっても、とても奥深いものがあるということを知ることができた2時間でした。ご自身が勉強のために行かれたヨーロッパの話にも興味津々。授業の後半には、教室で家庭用の道具を使ってワッフルを焼いて見せてくださり、教室が甘いワッフルの匂いに包まれました。終始楽しい雰囲気で、お菓子作りに興味を持った子どもたちも少なくないようです。いただいたワッフルのレシピをうれしそうに持って帰った子どもたちでした。
4年2組 「日本舞踊に関わるお仕事」日本舞踊藤間流 師範 藤間 豊宏先生(8回生)
「ニホンブヨウって知ってる人?」という問い掛けから始まった授業は、終始やさしく穏やかな先生のお話に引き込まれて、子どもたちは日本舞踊に夢中になっていきました。江戸時代から先輩が伝えてきた芸を受け継ぎ守っていく大切なお仕事を担っておられること、苦しいこともあったけれど、その中に楽しい所を見つけていくようにするとがんばれたことなど、貴重なお言葉をいただきました。後半は仁川学院歌に即興で振り付けして踊って見せてくださった後、子どもたちにたっぷりと踊りのお稽古をつけていただいて大盛り上がり。炭坑節まで教わって大満足で授業が終わりました。
5年1組 「歯医者(矯正専門医)の仕事」中西矯正歯科 院長 中西 秀郎先生(28回生)
「皆さんは好きな仕事やなりたい職業についてどう考えていますか。『自分のこれからの道』をどんなイメージで思っていますか。明るい未来を描くのは自分自身です。どうか希望をつなぐ夢を、いつでも何度でも広げていってください。」中西先生が授業の最後にみんなに向けて伝えてくださったメッセージです。先輩として仁川学院で過ごされた経験と歯科医としての仕事を通して、後輩たちに贈っていただいたエールに、志高く目を輝かせた子どもたちでした。
5年2組 「お寺の仕事~走る副住職の掛け算チャレンジ ~」高野山真言宗 深山飯盛寺 副住職 杉本 成範先生(29回生)
「お寺ってどんなことをしているんだろう・・・?」。そんな素朴な疑問に対していろいろなエピソードを交えてお話してくださったり、なかなかお目にかかれない仏具も紹介してくれたり、「へぇ~」とうなずく場面がたくさん見られました。授業の後半では、みんなが親しみやすいお寺をつくるために、「誰が×何を×どうする」という掛け算を駆使してたくさんの案を考えました。楽しいだけでなく、子どもたちがこれから生きていくうえで大切なメッセージもいただき、とても充実した時間を過ごすことができました。