学校行事
3月16日(火)、中学校の第57回卒業式がコルベ講堂にて行われました。
中庭にあるソメイヨシノは、この日を待ちわびていたかのように、数輪のつぼみが昨日より開花し始めました。
残念ながら、猛威を振るう新型コロナウィルスの影響で、卒業式は昨年同様、規模を縮小しての実施でした。
午前10時、保護者や教員の拍手で迎えられ、卒業生が学級担任の先導で入場してきました。
卒業証書授与の場面では、担任から一人ひとりの名前が読み上げられると、返事をせずにその場で起立しました。その立ち姿はとても凛々しいものでした。。
卒業生代表による謝辞では、苦楽をともにした仲間、お世話になった先生、させてくれた保護者の方々に感謝の言葉が述べられました。
本校では、毎年その年の卒業生が思いを集め、言葉を紡ぎ卒業式に合唱するための卒業式歌を作詞、作曲しています。
今年は「ありがとう’20」というタイトルで、一緒に3年間過ごした仲間への感謝の気持ちが込められています。
この卒業式歌も残念ながら今年も合唱できませんでしたが、教員が3年間の学院生活をまとめた動画のBGMとして披露されました。この動画では入学式の様子から、行事をこなすごとに成長していく姿がはっきりと伺え、卒業生や保護者の方も涙ぐんでいました。
式後は教室に戻り、最後のホームルームでは、担任の先生よりお祝いの言葉と共に卒業証書が手渡されました。また、卒業生から担任の先生へサプライズの演出もあり、涙あり、笑いありの卒業式となりました。仁川学院で学んだことを存分に活かし、素晴らしい道を切り開いて行ってくれることを教職員一同願っています。
卒業生の皆さん、保護者の皆様、本日はご卒業おめでとうございます。
「ありがとう’20」
~令和2年度仁川学院中学校卒業式歌~
いま僕らは新しい道を歩き出した
ふと振り返れば溢れるほどの思い出が
僕らのこころに鮮やかによみがえる
いつもそばにいてくれたひと
嬉しいときには一緒に笑ってくれたよね
悲しいときには励まし支えてくれたね
悔しいときにもくじけずに顔上げて
いつもそばにいてくれたひと
これからの道のりは遠く果てしないけど
どんなに激しい嵐にあっても前を向いて
しっかり歩いていくから見守ってね
いつもそばにいてくれたひと
誰より信じてくれた 誰より愛してくれた
あなたがくれた大きな愛を
ありがとう
いま僕らは歩きはじめる