学校行事
2021年度がスタートした日。入学式まであと1週間となった中学1年生が登校しました。
3月に2回の登校日がありましたが、そのときには着ていなかった制服に身をまとい、中学生としてのデビューです。着るだけでも中学生らしく見えてしまうのが制服の力でしょうか。
最初はやはり硬い表情です。まずは、授業の始まりと終わりの挨拶を練習。まっすぐ正面を向いて立つ姿が頼もしいです。
1校時は教室を離れて中庭で活動。仁川学院のソメイヨシノは少しせっかちで満開を過ぎていましたが、心地よい青空の下での活動となりました。緊張を解きほぐす「アイスブレイク」。「同じ誕生月の人」など、テーマに沿った仲間で集まります。あちこちで声が聞こえ、少しずつコミュニケーションがとれるようになり、表情もほぐれてきました。
2校時は教室へ戻って宗教科オリエンテーションです。仁川学院中学校の授業は、瞑目から始まります。背筋を伸ばし、手を膝の上に置き、目を閉じて心を落ち着けることで、休み時間と授業の切り替えをします。この時間は、お祈りを練習しました。学院生活の1日は、お祈りで始まり、お祈りで終わります。
3校時は教務部と生徒部のオリエンテーション。今年度から中学校の教科書が変わり、学びの内容も変わってきます。問題が出され、たくさんの生徒から「私はこう考える」と意見が出てきました。生徒部オリエンテーションでは、有意義な学校生活を過ごすためのルール・マナーを確認しました。
授業だけではありません。新型コロナウイルス対策として、手洗いを徹底します。みんなが安心して学校生活を送るためには欠かせないことです。
終礼では、NIGAWA LIFEが配られました。1日の振り返りを記入します。自分が気づいたこと・考えたことを、忘れないうちに文章で記録し、明日へとつなげます。「アイスブレイクで友だちができたので、4月8日の入学式が楽しみになりました」など、嬉しい振り返りがたくさん見られました。
順調に滑り出した60回生たち。新入生オリエンテーションは、2日目へと続きます。