学校行事
雨上がりで寒の戻りが厳しい早春3月10日火曜日、第54回卒業式を行いました。54回生80名は今日、慣れ親しんだ小学校を巣立っていきます。
4・5年生の演奏する「旧友」に迎えられ、卒業生が入堂します。大きな拍手で迎えられました。
卒業生の門出を祝福し、心を合わせてお祈りをして卒業式がスタートしました。
卒業証書授与式では、80名の子どもたちが一人ひとり名前を呼ばれて壇上に上がり、校長先生から証書を受け取りました。子どもたちはとても緊張した表情でしたが、それぞれが6年間やりきったという満足感も感じられました。
その後校長先生から、今この場で生きていられることやこうして同じ学校に通い友達や先生と出会えたことも、すべて奇跡だから大切にしてほしいというお話をいただきました。
在校生から6年生へ歌と送辞が贈られ、6年生から在校生へ歌と答辞が贈られました。お互いに感謝の気持ちが伝わりあい、すばらしい歌声とともにコルベ講堂内に広がりました。
大きな拍手と在校生の演奏に見送られ、卒業生が退堂すると外には雪が降っていました。驚きと卒業の喜びで笑顔がたくさんあふれていました。講堂前で記念撮影をしたあと、教室へ向かいます。
教室に戻った卒業生は、オープンスペースに集合して、保護者の方々にこれまでの感謝の気持ちを込めて歌をプレゼントしました。歌の上手な54回生、素敵な歌声を1年間過ごした4階フロアに響かせてくれました。
いつもの教室に戻り、最後の終礼を行いました。それぞれのクラスカラーがよく表れたとても温かい時間を過ごした子どもたちは、いつものとおり「さようなら!」と元気に挨拶をして帰っていきました。
54回生は今日をもって仁川学院小学校を卒業し、それぞれの道に進みます。しかし、6年という長い時間を一緒に過ごしたこのつながりはこれから先もずっと続いていきます。6年間、叱られ、褒められ、一歩ずつ積み重ねて培ってきた力は、きっとこれから先の子どもたちの成長を助けてくれることでしょう。先生方が自信を持って送り出した54回生です。自分に自信を持って前へ進んでいってほしいと願っています。
54回生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。