学校行事
5月30日(火)、野外活動3日目(最終日)です。
今日も引き続き晴天で、日中の気温もかなり上がりました。身辺整理を済ませ、昨日から同宿している大阪市内の小学校ともに朝のつどいを行いました。また、朝食までの時間に、3年生の班長たちが企画した「以心伝心、伝言ゲーム」を行い、大いに盛り上がりました。
朝食のあとは、清掃・退所点検です。自分たちの使った宿泊棟の部屋、廊下、トイレなどを感謝の気持ちを込めながら清掃して、最後に交流の家の方に確認をしていただきました。
午前中は、「玉ねぎ収穫体験」と「海浜散策俳句会」に分かれて、この野外活動最後の研修を行いました。
「玉ねぎ収穫体験」では、交流の家の近くにある農家の方の畑をお借りして、淡路島名産の玉ねぎを収穫をしました。体験の前には、収穫の方法の説明のほか、玉ねぎに関するクイズも出題され、とても勉強になりました。この近辺の畑からは、玉ねぎの独特のにおいが漂い、周辺ではトラックに乗せた玉ねぎを出荷するトラックも多く見受けられました。
収穫体験が始まると、生徒たちは楽しそうに玉ねぎを引き抜いていました。
一人当たり20個ほどのの大玉の玉ねぎを収穫させていただき、生徒たちからは「オムライスに入れて使います」、「近所の人に配ろうと思います」といった声が聞こえてきました。
「海浜散策俳句会」では、交流の家の目の前にある吹上浜で、広大な海と空が広がる景色を見ながらその風景をスケッチし、また3日間を振り返りってその思い出を五・七・五の17文字にまとめました。
交流の家に戻ると退所式です。交流の家の職員の方からは、「先輩が後輩を引っ張っていくというのはとてもいい行事ですので、良き伝統を後輩たちへ引き継いで欲しいです」と話されました。続いて生徒会副会長長より感謝の言葉が述べられ、最後に全員でお礼の挨拶をしました。
退所式の後はバスに乗り込んで帰路につき、16時過ぎに学校に到着しました。
この3日間を通じて、ほとんど5分前行動ができており、また常に周りの行動を見て、集団の中で迷惑を掛けないように一人ひとりが意識して行動できていたと思います。1・2年生は来年に向けて、しっかりと先輩の背中を見て、今年以上によい野外活動ができるように準備をしていってほしいと思います。