学校行事
3月15日(火)、中学校の第58回卒業式がコルベ講堂にて行われました。
天候が心配されていましたが明け方には雨が上がり、日差しも差し込んで卒業生の門出を祝うような陽気となりました。
残念ながら、猛威を振るう新型コロナウィルスの影響で、卒業式は昨年同様に感染対策を行いながら、規模を縮小しての実施となりました。
午前10時、在校生、保護者、教員の拍手で迎えられ、卒業生が担任の先導でコルベ講堂に入場してきました。
コロナ対策として全体での発声ができないため、本校の式典で行われているベネディクションの代わりに、代表者によるお祈り、聖書朗読、共同祈願を行いました。
卒業証書授与の場面でも、担任から一人ひとりの名前が読み上げられ、返事はせずにその場で起立しました。
卒業生代表による答辞では、3年間をともに過ごした仲間や後輩、お世話になった先生、毎日見守ってくれた保護者の方々への感謝の言葉が述べられました。
本校では、毎年その年の卒業生や学年の先生が思いを集め、言葉を紡ぎ卒業式に合唱するための卒業式歌を作詞、作曲しています。
今年は「生きて」というタイトルで、「教員の気持ちを生徒に贈る歌」をテーマに、周りから頂いた大きな愛を感じながら、全力で生きていって欲しいという願いが込められています。
この卒業式歌も、残念ながら合唱できませんでしたが、教員が個別に歌って録音し、3年間の学院生活をまとめた動画のBGMとして披露されました。この動画では3年前の入学式の様子から、行事を経ていくごとに成長していく姿がはっきりと伺えました。
式後の教室での最後のホームルームでは、担任の先生よりお祝いの言葉と共に卒業証書が手渡されました。
仁川学院で学んだことを存分に活かし、素晴らしい道を切り拓いてくれることを教職員一同願っています。
卒業生の皆さん、保護者の皆様、本日はご卒業おめでとうございます。
「生きて」
~令和3年度仁川学院中学校卒業式歌~
今日の門出を迎えられた ホントに嬉しく誇らしいよ
たくさんの思い出抱きしめて 生きていけばいい
多くの仲間に支えられて いつも楽しく過ごせたよね
みんなの笑顔を忘れずに 生きていけばいい
悲しいときでも つらい時も 涙こらえて立ち上がった
何があっても負けないで 生きていけばいい
人は出逢うために生きて 人は愛するために生きて
人は幸せになるために生きているのです
これから始まる長い道を 夢に向かって歩き出そう
愛する家族を大切に 全力で 全力で 全力で
くれぐれも体に気を付けて 生きていけばいい