学校行事
野外活動の朝は6:00起床です。例年、なかなか起きなくて先生方が手を焼くのですが……、今年は30分も前に起きる生徒もいて、多くが自主的に起きて身辺整理を始めました。
宿泊した朝もやはりお祈りから始めるのが仁川学院スタイル。ラジオ体操で体をほぐします。
朝食時は、朝日がきらめいて美しい海を眺めながらいただきます。食べ終わったら除菌を入念に。
1泊した宿泊棟は自分たちできれいにします。淡路青少年交流の家では、「退所点検」と呼ばれるものがあり、施設の方が清掃状況を1部屋ずつチェックします。不十分であればやり直し。これも研修です。
昨日の研修では、軽く山を登りました。今日は海です。宿舎の目の前にある吹上浜で砂の造形に挑戦。
これらの作品、何をイメージして造ったかわかりますか?
また、スケッチにも取り組みました。今回は、水彩色鉛筆を使います。水で濡らすと絵の具のように色が伸びていく色鉛筆が、良い味わいを出します。スケッチには一人ひとりが創作した俳句も添えました。
「どこでスケッチに取り組んでも自由」としましたが、全部の班が吹上浜へ向かいました。宿泊の部屋に、夜中中波の音が聞こえていましたから、やはりここに来たら潮風を浴びたくなるでしょう。
2日間の研修を振り返った後、昼食を挟んで退所式。生徒代表が施設の方にお礼の言葉を述べました。施設の方からは、「清掃が今年度で最も美しかった」とお褒めの言葉をいただきました。
今年は1泊でしたが、来年は2泊3日の野外活動を実施する予定です。途絶えていた野外活動の歴史が、また再び続こうとしています。