学校行事
7月11日(月)、西宮アミティベイコムホールにて、鑑賞教室を実施いたしました。
今回、鑑賞させていただいたのは、「山口晃司・三味線band✖️ヒューマンビートボックス・YOUBOX✖️ドラムス・須崎貴裕✖️キーボード・IKKI」の方々。三味線奏者である山口晃司さんを中心に据えたバンドで、三味線を用いた古典的な民謡はもちろんのこと、ポップスやバラードを織り混ぜた多彩な曲の数々を演奏してくださいました。このメインである三味線の演奏に彩りを添えてくださったのが、ヒューマンビートボックスのYOUBOXさん、ドラムスの須崎貴裕さん、キーボード奏者のIKKIさんたちです。三味線という伝統的な楽器にこれらの現代的な楽器が混ざると、全く新しい音楽の世界が出来上がるのだと、本当に感心した次第です。生徒たちも新しく、そして圧倒的なパフォーマンスに、あっという間に魅了されていきました。
公演の途中で、三味線とヒューマンビートボックスの体験講座も実施していただきました。どちらも生徒たちにとっては初めて触れるものだったと思いますが、大勢の前で演奏するという経験は、とても貴重なものになったのではないかと思います。
盛りだくさんの、あっという間に過ぎ去った90分の公演でした。
今回、このイベントを通じて、改めて音楽の楽しさ、そしてこうした鑑賞体験の大切さを身に染みて感じました。
コロナの影響により、この行事も2年間実施することができませんでした。3年ぶりに実施した今回は、高校生全員にとって初めての鑑賞教室となりました。発声は禁止、手拍子と拍手だけで参加するといった制約がありながらも、生徒たちは非日常の中で貴重な時間を存分に楽しんでいたように思います。
今回の鑑賞教室が、生徒たちにとっての大切な1ページとして心に残ってくれたらと願っています。