学校行事
前日は、暑さと戦いながら知力と観察眼をフル稼働させたフィールドワーク、その後は授業と自習が続きました。さすがに疲れの見える生徒もいましたが、一晩寝て復活したようです。疲労回復には睡眠が一番!
朝の自学自習のあとは写経の時間。般若心経をなぞり書きします。
一言も私語が聞こえることのない、集中の途切れない空間となりました。
昨夜同様、教科融合問題の授業です。今日は、社会と国語、英語の知識をミックスして考える問題。教科の枠を超えた知識を総動員させます。
グループワークで正解を考えます。なぜそう考えたか、思考の過程を大切に。
今回の合宿最後の食事。変わらず黙食が続くのは少し寂しくもあります。
カチャカチャとスプーンのお皿に当たる音が響き渡ります。しかし、感染症対策は何よりも重要です。
3日間の55時間を一緒に過ごしたことで、学年や男女の壁を越えた仲間作りができたようです。
最後の研修は、振り返りです。この3日間で気づいたこと、考えたことを記録します。「鉄は熱いうちに打て」とはよく言ったもので、合宿の熱が冷めないうちに文章で残しました。
それぞれの研修ごとに書き留めたメモを見返す人。頭の中で思い起こして文章を考える人。いろんなやり方で3日間を振り返っていました。
閉講式では、生徒代表がこの3日間の学びについて振り返り、宿舎の方にお礼の挨拶をしました。朝早くから夜遅くまで順調に活動ができたのは、宿舎の方のご尽力があったからこそ。
長町教頭補佐先生から、「学びは自分を変える過程」「学びを謙虚に受け入れる」「仲間と学ぶ」というメッセージをいただきました。
学習合宿を夏休みの最初に行った意味は、ここで得たものを夏休みの生活に反映させてほしいからです。学習の方法や姿勢がきちんと確立されていれば、長期休暇も有効に使えます。2学期の始業式に、一回り成長した姿を見せてくれると期待しています。