生徒は夏休み。でも、畑で生きている野菜に夏休みはありません。当然、畑のメンテナンスが必要。毎年、長期休暇中は教員だけで作業をしているのですが、今夏は有志の生徒が手伝ってくれました。

　終業式から1週間でまた野菜が大きくなったので収穫します。実をいっぱいつけた万願寺唐辛子に、大きさが顔の長さとほぼ同じくらいになったナス。

　株が大きくなりすぎると実に栄養が回らないので、適宜カットします。花の付き方をよく観察し、どこで切るのが適切なのかを考えてハサミを入れます。 

　活性剤を混ぜた水を株の根本に与えました。また、腰を落として鍬を振り下ろし、根の張った雑草を撤去しました。

　雑草を撤去した場所は土が硬くなっているので耕します。授業中には登場しない耕運機。生徒がこの耕運機を使うのは今日が初めて。授業とは違うことを経験できたので、みんな得意げです。

　暑い中、手伝ってくれたみんなへのごほうびは、畑の隅でこっそり育てていたスイカ。太陽の光をいっぱい浴びた、甘いスイカにかぶりつきました。