学校行事
本日、高校2年生を対象に校外学習を行いました。今回は、研修旅行でイタリアや東北・北海道に行く生徒の事前学習として、大塚国際美術館と北淡震災記念公園に行きました。
大塚国際美術館では、1000点以上の西洋名画が陶板で原寸大で再現されており、バチカン市国にあるシスティーナ礼拝堂の壁画など、見ごたえのある作品がたくさん展示されているため、生徒は時間が許す限り鑑賞を楽しんでいました。
美術館に行く事前準備として、考査前に美術教員から見どころや絵画の裏話などを学び、実際にどう描かれているかを見ることで、今まであまり芸術に興味がなかった生徒も意欲的に鑑賞していたように感じました。イタリアに行く生徒は今回観た美術作品を現地でもう一度観ることで、また新しい発見をしてくれるでしょう。
自分が感動した作品について後日フォトエッセイを作成するため、好きな作品についてはじっくり観察する生徒が多く、知的好奇心が刺激されたように感じました。どんなフォトエッセイが出てくるのか、楽しみです。
また、北淡震災記念公園では、阪神大震災で現れた野島断層をありのままに保存・展示しており、地震によってどのような被害が起きたのか、色んな角度から学ぶことができました。地震によって地面がどれだけ移動したか、断層やメモリアルハウスの塀などで実際に見ることで、震災の被害や規模の大きさを体験しました。東北・北海道に行く生徒は、今回学んだ阪神大震災と東日本大震災との違いをまた現地で学んでほしいと思います。
校外学習を通じて、色んなことを学んだだけでなく、クラスの仲が一層深まったように感じます。
様々な場面で中心となる高校2年生が、これからより一層学校行事を盛り上げてくれるのを期待します。