学校行事
コロナ禍以降、中止されていた野外活動が昨年復活。曽爾高原で2泊3日! ……と準備をしていたら、施設の設備が故障したためあえなく中止。急遽、1泊2日に短縮して、淡路島で活動しました。
さあ、今年こそ曽爾高原です! 本来の2泊3日の野外活動は4年ぶり。そして、国立曽爾青少年自然の家での活動はなんと11年ぶりです。先生方も曽爾高原の経験がない人もたくさん……。
学年・クラスの枠を超えて、3学年混合班を作って活動するのが仁川学院中学校の野外活動。4月から、リーダー役の3年生が下級生に教えながら準備をしてきました。
学校での出発式を終え、約3時間かけてバスで移動。曽爾高原は奈良県ですが、もう少しで三重県という遠い場所にあります。
入所式では「自然を体感してほしいと」いう教頭先生のお話の後、生徒代表が3日間お世話になる施設の方にあいさつをしました。
曽爾の山に囲まれて昼食。風が草の香りを運んでくれて心地よいです。
曽爾高原の地質・動植物について簡単なレクチャーを受けた後、周辺を散策しました。耳を澄ませば、名所のお亀池から蛙の声、山からは鳥のさえずり。食事中の鹿の姿も見られるなど、自然を体感しました。
野外活動と同時進行で、ダンス練習を進めています。3年生が振り付けを覚えて、1・2年生に教えます。4月からの2か月で、1・2年生の深化がめざましく、最初は自信なさそうに踊っていましたが、今では笑顔で堂々と踊れるようになっています。
夕食はバイキング。ようやく対面で食べられるようになり、本来の中学生らしい食事風景が戻ってきました。
夜は、班の旗作り。それぞれの班で考えたスローガンに基づいてデザインを考えました。30人の班員が1枚ずつ旗にデザインを描きます。明日、30人の旗をつなぎ合わせて、1枚の大きな旗が完成する予定です。
最後は1日の振り返り。前進したこと、反省点、明日への意気込みを文章にして、班員に発表します。
宿泊行事でも仁川学院をしめくくるのはお祈りです。
こちらの施設では、清掃もベッドメイキングも自分たちでやらなければいけません。旅行ではなく、集団生活を学ぶ場所。3日間の活動が終わると、きっと成長した仁川学院生の姿が見られるはずです。