学校行事
雨が施設の屋根をたたきつける音で目覚めました。朝のつどいは屋内での実施となりました。
班員の健康チェックをするのは、副班長の大切な仕事です。
この朝食が曽爾高原で食べる最後のご飯。食べ終わった食器の返却、テーブルの拭き掃除など後片付けを自分たちで行います。
3日間の思い出がつまった宿泊棟の掃除。掃き掃除、拭き掃除、寝具の片づけ。施設のチェックポイントどおりにできていないと、点検で合格がもらえず掃除のやり直しになります。
すべてをサービスでやってもらえるホテルや旅館とは違い、自分たちでやらなければいけない宿舎だからこそ得られる学びがあります。
最後の研修は、スケッチを描いてそこに創作した俳句を書き込んで……というものでしたが、山の神様は微笑んでくれませんでした。最後の研修もダンス練習となりました。
この3日間で3回目のダンス練習です。天候に恵まれず、後半は「野外活動」ではなく「屋内活動」になってしまいました。それもひとつの思い出です。
「楽しいことばかりではなく、辛いこともあったけれど、そんなときは仲間同士で助け合ったことが収穫です」退所式で生徒代表が施設の職員の方にお話しした言葉です。非日常の空間で3日間過ごしたからこそ得られた実感でしょう。
仁川学院の伝統行事は、コロナ禍を経ても途絶えることなく続いていきます。