学校行事
8月21日(水)、学習合宿2日目です。
朝5時に起床。5時半から知恩院の毎朝晨朝法要(朝のお勤め)に参拝しました。
夕べは夜遅くまで学習してきたこともあり、眠たい目をこすりながら、知恩院の三門の前に集合しました。そこから徳川家光公によって建てられた御影堂に向かい、朝のお勤めに参拝しました。三門、御影堂は国宝に指定されており、その壮大さに感銘を受けていました。また、知恩院布教師様の法話の中で「自分の欲を達成するのではなく、自分が動くことで他者が喜びを感じ、それを自分の喜びとなるように」とありました。これはキリスト教の「隣人愛」と同じで、宗教の枠を越えて人としてあるべき姿の教えだと改めて感じました。
朝食後は、小テスト大会です。数分でできる英語の単語、数学の計算、社会の都道府県の小テストを各自が制限時間内にどんどん受けます。受けた結果、満点の回数を班ごとに競い合いました。現在の順位が一目でわかるように、満点を取るとシールを貼っていきました。シールが貼られていくたびに、盛り上がっていました。
昨日は臓器移植コーディネーターの方に来ていただきましたが、本日は「NPO法人スモールファーマーズ」の方に来ていただき、「ナス農家になってみよう!」と題して講演をしていただきました。このスモールファーマーズは、週末に「畑での実習」と「教室での座学」を行って、新規就農を目指す人や田舎暮らし・週末農家を実現したい人に向けて支援しておられる団体です。
自分たちがナス農家だったと仮定して、かかる経費と売り上げ、収入などを具体的に考えて計算し、農作物やお金の流れのほか社会の仕組みについても学んでいきました。また「仕事⇒誰かの役に立つこと」であると話されました。特にこれからAIが発達していく時代なので、仕事は「探す」ではなく「創る」、誰かを笑顔できる素敵な仕事を創って、みんなでよりよい世の中にしていきましょうと伝えられました。
本日はこの他にも、「探究中間発表」「よのなか科」「スペシャル講義(理科)」「京都散策準備」「自学自習」「1日の振り返り」など、たくさんの授業が目白押し。
ただ机に座って話を聞くだけでなく、グループワークで意見を出し合ったり、班で出た意見をまとめて他の班にプレゼンしたりと自らが動く能動的な活動が多くありました。
少しずつ様々な内容に触れることで、その内容に興味を持ち、自分の学びを深めるきっかけになってくれたらと思います。
明日は、ここ京都でしか体験・経験できないような活動を行う予定です。