学校行事
毎週金曜日の6・7校時は、「仁川タイム」という総合学習の時間です。学校行事の事前・事後学習や、園芸プロジェクト「仁川の森」の活動など、教科の枠を超えた、まさしく「総合」の学びをしています。
6月29日の仁川タイム。まず6校時は、園芸プロジェクト「仁川の森」の考察シートを完成させる時間です。ラディッシュの成長過程を毎週スケッチし、他の班の畝と見比べて、なぜ生育状況に違いが出るのか、その原因を考察しました。
毎回、書き溜めたものを、模造紙にまとめます。まとめたものは、10月6日(土)の学院祭で展示発表。ですから、「いろんな人に見てもらう」ことを意識するのが重要。これまでの書き込みを手直ししたり、色ペンなどを使って目立つものにしたり……。自分の考えを、いかに上手に表現するか。各自、相談しながら工夫しました。
7校時は、自学・自習の時間。「仁川の森」の班で取り組みます。この班は、1~3年まで混合の5・6人で編制されています。学習で戸惑っている下級生に、上級生が積極的に教える姿が、あちこちで見られました。これぞ学年混合班の醍醐味。
また、直接学習の内容を教え合わなくても、上級生が自学・自習に取り組む姿は、下級生のお手本です。上級生も下級生に見られているという、いい意味での緊張感を持って自学・自習ができました。来週月曜日からの期末考査に、全学年の生徒がいい形で向かえそうです。
1学期間、野菜作りを中心に過ごしてきたこの班は、今日で解散。最後に、リーダーが班員に一言あいさつをし、拍手で終わりました。
2学期も「仁川の森」プロジェクトは続きます。同様の野菜作りだけでなく、新しく編制する班で、少し違ったことにも挑戦しようと企画中です。新しい仲間と関わりながら、1つの目標に向かっていくこと。このコンセプトが、仁川学院中学校の総合学習、そして学校行事の柱です。