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話し声が一切聞こえない、張りつめた良い意味での緊張が伝わる、1月のある日の教室。
これは中学校の国語科の授業で実施した書き初めです。背筋を伸ばして座る生徒、全体を見るためにあえて立って書く生徒。それぞれのこだわりが表れています。
1年生は漢字2文字を、2年生は漢字仮名交じりの4文字をそれぞれ楷書で書き、3年生は行書に挑戦しました。提出する作品をどれにするか、仲間に尋ねる姿も見られました。
各学年から、金賞・銀賞・銅賞が一人ずつ選ばれ、全校朝礼で校長先生から賞状をいただきました。
また、金賞は辰の文鎮、銀賞は辰のハンカチ、銅賞は辰のしおりと、それぞれ辰年にちなんだ副賞が授与されました。
すばらしい集中力で、美しい字を書き上げた生徒たち。偏差値に表れない学びの時間と空間も、とても大切です。