学校行事
3月15日(金)、中学校の第60回卒業式がコルベ講堂にて行われました。
今年度の5月に新型コロナウイルス感染症が5類に移行されるまで、さまざまな影響や制限がありましたが、今回の卒業式では5年ぶりに聖歌の歌唱や国歌・学院歌の斉唱を行うなど、ほぼ通常の通りのプログラムで挙行できました。
午前10時、保護者や教員の拍手で迎えられ、卒業生が学級担任の先導で入場しました。
卒業証書授与の場面では、担任から一人ひとりの名前が読み上げられると、各々から力強い返事が返ってきました。
卒業生答辞では、コロナに振り回された3年間の中で苦楽をともにした仲間たち、お世話になった先生方、見守ってくれた保護者の方々に向けて感謝の言葉が述べられました。
式後は講堂前での記念写真撮影のあと,教室に戻っての最後のホームルーム。担任の先生よりお祝いの言葉と共に卒業証書が手渡され、生徒たちは涙交じりの笑顔で卒業していきました。
卒業する第60期生は、小学校6年生のときに新型コロナウィルスの影響で休校となり、制限を受けた状態で小学校の卒業式が行われています。
中学校生活のスタートも、マスク越しでクラスメイトの表情がわからない状態。登校してすぐに手洗い、検温確認、そして昼食は黙食、放課後は机の除菌。行事は中止または規模を縮小しての実施など、我慢を強いられながら過ごしてきました。
しかし、今年度に入ってからは、ほぼ通常通りの生活ができるようになって、途切れていた仁川学院での伝統を復活させ、また様々なことにチャレンジして新たな道を切り拓いていってくれました。それを必ずや後輩たちが引き継いでいってくれることと思います。
そのような素晴らしい60期生の皆さんですから、これから先の人生も輝かしい道が拓けることを教職員一同,心から願ってやみません。
卒業生のみなさん、保護者の皆様、本日はご卒業おめでとうございます!