12月11日（水）、雲ひとつないと言ってもよいほどの青空のもと、中学校の球技大会を行いました。

普段、仁川の森で活動している３学年男女混合班に分かれてのドッジボール。はじめに教室でメンバーの最終確認や作戦会議などを行い、グラウンドに降りました。開会式、整理体操が終わると、さっそく2グループに分かれてのリーグ戦形式の試合を行いました。

ここ数日の冷え込みもひと段落、日向の心地よい暖かさが気持ちよく、選手はもちろん、応援の声も大きくグランド中に響きました。

リーグ戦の決着が決まると、1位どうしは「決戦」に挑むのですが、なんと片方のリーグ内の3チームが勝敗で並んでしまい、決戦をかけてまさかの「3チームじゃんけん大会」が始まりました。

ある意味、今日、もっとも声が上がった「試合」となりました。

決戦は、相手を当てるたびに、縄跳びで仕切ったセンターラインが動く、変則ルール。当てると自陣が狭くなり、相手には狙いやすくなるというトリッキーなルールでしたが、全勝でリーグを勝ち上がってきたF班を、じゃんけんで勝ち残ったC班が、特別ルールを全く意に介さずの圧勝でしめくくるという幕切れ！

今年の球技大会も、自分の班以外の試合にも声援を送ったり、スーパープレーに拍手を送ったり、また、ライン際の微妙なボールを譲り合ったり、ぶつかってしまったりや強く当ててしまった選手が「ごめん」と声をかける一幕もありました。毎年のことですが、フェアープレーもきらりと輝く気持ちのいい試合が今年もたくさん見られたことが何よりでした。

今年もあとわずか。来週にはクリスマスウィークを迎えます。残り少ない登校日を、このようにやさしさや温かさいっぱいに過ごしたいですね。