「人はパンだけで生きるものではない。神の口から出る一つ一つの言葉で生きる」マタイ福音書４章４節

校長ブログがおろそかになっていました。今年度は宗教朝礼での聖書の言葉とメッセージを中心に書かせていただきます。

本日の聖書箇所はイエスが洗礼を受けられた後、荒れ野で４０日間を過ごす中で悪魔から誘惑を受ける場面からとられています。４０日間の断食を行ったイエスのもとに悪魔が次のように囁きます。「神の子なら、これらの石をパンになるように命じたらどうだ。」イエスの答えが上記の言葉です。

私たちが生きていくためには食べることが必要です。体の栄養をとり、のびのびと成長することを神様も願っていることでしょう。しかし、体には食べ物の栄養が必要ですが、心にも栄養を取らないといけません。心の栄養となるのが「言葉」です。神様のメッセージである聖書の言葉はもちろん、家族や友だち、先生からの励ましの言葉、厳しい言葉、愛のある言葉、様々な言葉が自分の心の栄養となって、強い心を育てます。ですから、今日から始まる１週間、家族や友だち、先生とたくさん会話をしましょう。たくさん会話をしてたくさんの心の栄養となる言葉をもらい、また誰かに贈りましょう。心も体も栄養をいっぱいにして元気に過ごしていきましょう！