学校行事

【中学】グループ学習を実践中!

2019.05.17

仁川学院中学校の授業では、いろんな教科でグループ学習を実践しています。日本語・国語の授業での様子を少しご紹介します。

各自が宿題で解いてきた答えを出し合います。それぞれの答えが違うこともしばしば。

このグループ学習は、班で1つの答えを導くことを指示されています。多数決や「なんとなく」で1つに絞るのではなく、「本文のここにこう書いてあるから」と根拠を出し合います。その結果、みんなが納得できたものが、班の答えになります。自分の意見が採用されたときには「論破できた!」と喜びの声が上がります。

班で決めた答えをホワイトボードに書き込みます。このホワイトボードを全体に提示し、どの班の答えが正解かを検討します。

こちらも、他の班と答えが違っていたときは、「自分の班は、こういう理由でこれが正解と考えた」と根拠を説明します。時には白熱を帯び、意見と意見がぶつかり合います。が、その表情は生き生きとしています。

教員から講義形式で伝授された知識を使って考えること、明確な根拠をもって正解を導くこと、自分の意見を表現できること、他者の意見を受け入れること……、グループ学習にはたくさんの意義が込められています。

このほかにも、生徒が黒板の前に立って問題の解説授業をする教科もあります。

一方的な知識の伝授・受け身の授業にとどまらず、知識の活用・主体的に思考することを大事にしたいと思います。