国際交流

2018 オーストラリア研修 第7日目の様子

2018.07.30

Pittsworth State High School組

7月30日(月)、ピッツワースの7時の気候は2度でした。昼夜の気温差が大きく体調を崩していないか心配されましたが、ホストファミリーに連れられてみんな笑顔で教室に集まりました。屋外ステージで実施された学校朝礼で本校の紹介がされ、本校の生徒代表が簡単に自分たちの紹介をしました。教室に戻った後生徒一人一人にペンやノートなどの文房具がプレゼントされ、学内で身のまわりのことを世話してくれるBuddy(バディ)と対面し自己紹介をしました。流暢には話せませんでしたがピッツワースの生徒たちは一生懸命聞き取ろうとしてくれ、本校の生徒も笑顔で話をすることができていました。その後、バディに校内ツアーに連れて行ってもらい、広々とした自然溢れた環境に感動していました。

こちらの学校では55分の授業が5時間あり、間に2回軽食ブレイクがあります。本日の2限目の授業は英語でした。より表現力のある英会話ができるようにと様々な形容詞をカテゴリーごとに分類しそれらの使い方を勉強しました。授業後の1回目の軽食ブレイクでは、学校が用意してくれたオーストラリアスタイルの軽食を何人かのバディと一緒に食べました。3,4限目の授業は農業科学でした。広い敷地内にいる牛や羊、鶏などの家畜の世話の仕方を学ぶ授業で、様々な動物たちと触れ合うことができました。1週間前に生まれたヒヨコを抱きながら写真を撮ることもできました。農業科学の授業の後、2度目の軽食の時間です。ホストファミリーに持たされたフルーツやサンドイッチを持ち、バディに連れられ中庭に出て会話を楽しみながら食事をしました。この時間のおかげでバディとの距離がグッと縮まったようした。

5時間目は理科の実験の時間でした。6つのテーブルに様々な実験器具とアシスタントの生徒が配置されており、順にそれぞれを体験していくと行ったものでした。実験の内容は、顕微鏡で牛の飲み水を観察しどんな微生物が含まれているか見るといったものや、身近なものを使った摩擦の実験など生徒の興味をひくものが多く含まれており、生徒たちが自主的に先生方に質問する姿が見えました。全ての授業を終えた3時ごろにホストファミリーに迎えにきてもらい、順に帰宅して行きました。現地の環境に徐々に馴染み、笑顔がより見られるようになりました。

 

Highfields State Secondary College組

本日も大きなトラブルや病気もなく元気な様子です。8:45までに生徒たちはホストファミリーと登校。学校までの足はクルマをまたはスクールバス。生徒たちは、登校後、仁川学院の生徒たちだけでレッスンを行うホームルーム教室に集合し、まず学内の見学に。複数の施設を見て回りました。ジャンルごとに棟が異なり、演劇・音楽系の棟、技術・工作系の棟などを見学し、生徒たちは自校との違いに驚いていました。この学校(HSSC)は3年半程前に設立された新設校です。全ての施設が真新しく充実している、美しい学校です。それだけでなく、各生徒につくバディーの生徒を含め、学内の生徒たちがとてもフレンドリーで、優しく穏やかです。仁川学院の生徒たちは彼らとすぐに打ち解け、笑顔で接していたのが印象的でした。授業時間は各70分x4時間。間に昼休みを含め、40分の休憩が2度あります。学校見学後はウェルカムモーニングティーの時間を設けていただき、生徒たちは軽食をいただきました。その後、仁川学院生対象の英語の授業が行われました。内容は、各自の自己紹介の後、オーストラリアのスラングについて学習しました。そのあとの授業は、昼食を挟みながら、各自バディの生徒と一緒に現地の授業に参加しました。どの授業も英語で進められるので、生徒たちはかなり戸惑いを隠せない様子でしたが、授業後は、バディの生徒と和やかに会話していました。昼食時間は、屋外に出て各自バディやその友達と共にホストファミリーの方が作ってくださった昼食をとりました。最初は無口な生徒たちでしたが、次第に打ち解けて会話の輪に入って行く姿が見られ、こちらとしてもほっとしました。「オーストラリアにずっといたい」「留学したいです」などの言葉が聞かれ、研修の成果が徐々に出てきたようです。下校時間の3時になると、生徒ちは一斉に帰りはじめます。オーストラリアでは毎日部活動のようなものはなく、週に2回ほどいくつかの活動が行われるだけのようです。帰宅後も各ホストファミリー宅で会話にさらに花が咲くことを願っています。