国際交流
8月1日(月)最終日
朝3:40にホテルロビー集合、50分バス出発というスケジュールでしたが、全員時間厳守で出発することができました。これは素晴らしいことです。疲れている中にも、また前日の高揚感の中にも、一定の緊張感を保って研修を進めることができています。今回の研修は移動も多かったのですが、時間に遅れるという生徒もおらず、全行程でスムーズに動くことができました。これは普段の学校生活の中でいい習慣が身についている証拠ではないでしょうか。研修が終わってもこの感覚は大切にしてください。
現地ガイドのCHIEさんとはブリスベンの空港でお別れです。CHIEさんの他にも、Moreton 島のスタッフの皆様、そして最終日のバス運転手さんと、現地で働く日本人の皆様にも大変お世話になりました。ありがとうございました。
ケアンズでの国際線乗り継ぎ前に解散式を行い、今回の研修の振り返りを行いました。他学年、他クラスの生徒との仲も深まったこと、異文化交流の面白さを肌で感じることができたこと、上手く話せなくても必死にコミュニケーションを取ろうとできたこと、英語をもっと勉強したいと思えるようになったことなど、たくさんの収穫がありました。日本に帰ってからも、この研修で身につけた姿勢を忘れずに頑張ってほしいと思います。
飛行機は約2時間遅れで関西国際空港に到着し、無事研修が終了しました。保護者の皆さまに迎えられて解散です。
ある保護者の方から「笑顔で空港から出てくる姿に安心しました」というお話をお聞きました。この研修が実りあるものになるよう日本から祈ってくださっていたのだと感じました。保護者の皆さま、ご協力いただき誠にありがとうございました。
最後に、姉妹校訪問中に気づいたことを少し紹介します。
Padua Collegeの日本語教室には、仁川学院との交流の写真が掲示されています。その中に今年7月まで仁川学院で勉強していたEllen の写真を発見。今年の体育祭で教員チームと一緒に撮った写真です。遠く離れたオーストラリアの学校で仁川学院の写真が飾られていることに感銘を受けました。
今回のホストファミリーは、Padua College、Mt. Alvernia Collegeだけではなく、付属の小学校児童にも引き受けていただきました。その関係で小学校へ行くと、Pax et Bonum(和と善)Awardというボードがありました。仁川学院の建学の精神です。共通点はアッシジの聖フランチェスコの教えを大切にしているということ。国は違っても、言葉は違っても目指す教育は同じ。これからもお互い良い交流をしていきたいと思います。