国際交流

【高校】高2 イタリア研修 5日目

2023.12.16

アッシジ2日目

 

イタリアに到着して以来ずっと、防寒着のほとんどいらないような暖かさが続き、イタリアもまた季節の進むのがずいぶんと遅いようです。
が、今日のアッシジは、寒風吹きすさぶ冬らしい冷え込みで、生徒たちの装いも、昨日までとは様変わりの厚着姿です。

 

午前はサンタ・マリア・デリ・アンジェリとサンタ・キアラへ。それぞれともに聖フランシスコに最も縁の深い教会であり、つまり私たち仁川学院生と繋がりの強い教会です。
いずれの教会にも、さまざまな歴史的文物がたくさんあります。聖堂内にあるポルチウンクラという小さな礼拝堂や、衣服としての頭陀袋などは、「清貧、従順、貞潔」を生きた聖フランシスコの迫力を表し、生徒たちを一瞬ひるませたようにすら感じられました。

 

 

午後は班別研修の時間です。エレモ・デッレ・カルチェリ、ロッカ・マジョーレ、サン・ダミアーノ。アッシジを代表する旧跡をタクシーで回りながら、昨日フィレンツェのガイドさんが「イタリアの本当の素晴らしさは中規模の田舎街にこそあるのよ」と教えてくださったのを思い出しました。

 

 

 

 

 

夕方、美しくライトアップされたサンタ・キアラ広場の前で、2年生たちが皆集まりめいめい楽しそうに話しているのを眺めていると、なんともいえない幸せな気持ちになりました。途端に帰国が、惜しいことのように思えてなりませんでした。

 

明日はいよいよ日本に帰国です。