校長ブログ

宗教朝礼 6

2019.09.09

「自分の命のことで何を食べようか、何を飲もうかと、また自分の体のことで何を着ようかと思い悩むな。命は食べ物よりも大切であり、体は衣服よりも大切ではないか。」 マタイ福音書6章25節

 

 今日は、2学期が始まって最初の宗教朝礼です。このところ毎日暑い日が続いています。あまりに暑いので、外遊びを制限せざるを得ないこともあり、外遊びを楽しみにしている皆さんにとっては、とても残念な気持ちになるかもしれません。遊ぶことに夢中になりすぎて、熱中症にならないために外遊びを制限させてもらっていますので、わかってください。なぜなら、何よりも皆さんの命が大事だからです。学校の登下校中の歩き方やルールを厳しく指導するのも、皆さんの命が大切だからです。神さまからいただいた大切な命だからです。自分の命はひとつです。世界中にたったひとつしかない命です。命は交換したり、取り替えたり、ましてお店で買えるはずはありません。神様が皆さんに贈ってくださった大切なものです。命を傷つければ、プレゼントしてくれた神様も悲しい気持ちになります。

 今日の聖書は何を食べようか、飲もうか、着ようかを悩むよりも、自分の命を大切にしてくださいと言うイエス様のメッセージです。私たちは、綺麗にしようと着飾ったりします。誰かに褒められようとか、叱られないように注意しようとか、周りを気にして過ごしています。それも大事な部分はあるでしょう。しかし、命は何にも変えられません。命よりも大切なものがあるでしょうか。自分の命、友達の命、家族の命、周りにあるたくさんの命を大切にしながら過ごしてほしいと思います。