校長ブログ

聖書の言葉(3)

2021.09.29

「義のために迫害される人は幸い」(マタイによる福音書 5:10)

イエス=キリストは弟子たちに「キリスト教を信じる人は将来、迫害されるだろう。」といいました。実際、その後、世界中にはキリスト教徒が迫害された歴史があります。日本でも安土・桃山時代にはじまり、江戸時代には約270 年間、キリスト教徒に対する迫害があり、たくさんのキリスト教徒が亡くなりました。カトリック教会では、迫害によって亡くなった人を殉教者と呼んでいます。コルベ神父も殉教者と呼ばれています。カトリック教会ではどんなに苦しむことがあっても義人となり、神によって天国に行けると信じています。世界では今でもキリスト教徒だからといって迫害されている人もいます。

日本でもコロナ感染症などをとおして苦しみを受けることがあります。苦しいこと、悲しいことがあっても、必ず希望があることを信じて、神により頼んでください。世界中の人が恐怖や迫害から解放され、自由が与えられるよう、ともに祈りましょう。今週も一週間、がんばりましょう。