クラブ活動
今年も中学3年生にとって最後の公式戦となる総体がやってきました。今年は男女シングルスの他、男子が久しぶりに団体戦に復帰。昨秋の新人戦に続き、シングルスと団体戦の両日にエントリーができました。個人競技でもある卓球ですが、やはりチーム戦となると応援の盛り上がりも相当なもの、一球一球のプレーに大きな声援が響きました。
残念ながら結果はシングルス、団体戦とも初戦敗退。結果は正直、厳しいものでした。新人戦やこの春の市民大会で各校の様子は見ていますが、この数ヶ月でしっかりと力をつけた学校が多いなという印象でした。
ただ、大抵の公立中学校の選手達が引退する夏に、中高一貫校である本校では引き続きクラブは続きます。
夏休み中に高校生に混じって、ジュニア大会に臨む生徒もいます。
“ゆっくり根を張りしっかり芽を出す。”
中学時代に大きな結果を残せなかった先輩達が、高校でぐっと伸びる。これが仁川の底力。
先輩方がそうであったように、今年の3年生達もそういう選手になってくれることを祈ります。
さて、今回の総体では、男子レギュラー選手全員の保護者の方が会場に足を運ばれました。こういう経験も記憶にありません。「会場に来てほしい」と母親にそっと伝えた生徒もいたとか。敗れたとはいえ、保護者の方にはきっと3年間の成長を感じていただけたのではないかと思います。使い古された言葉ですが、「記録より記憶に残る」、そういうチームでした。
会場でのご声援本当にありがとうございました。