クラブ活動
9月3日土曜日、カトリック研究同好会では恒例となっている教会訪問の第3回を行いました。
今回は、カトリック仁川教会を訪問し、ミサについて学びを深めました。ミサは、イエスキリストが十字架につけられる前、弟子たちと共に食事をし(最後の晩餐)、自分の死と復活の記念として行うように伝えたことから始まっています。つまり、食卓をみんなで囲み、感謝と記念を表すのです。
そこで、今回は仁川教会のフランシス館をお借りし、食卓を共にし、分かち合うところから始めました。
二つのチームをつくり、買い出しから調理まで手がけました。計算しながらいかに美味しいたこ焼きが作れるか、本格的に取り組むチームと、様々な珍味を入れて新しい味を産み出すチーム…。どちらも協力しながら作っている姿が印象的でした。
また、最終的には二つのチームが合体し、お互いに「これ美味しいよ」「食べてみて」と、分かち合っていました。よいものを自分たちだけのものにするのではなく、分かち合っている雰囲気は、見ていて心があたたまりました。
みんなで片付けをした後は、ミサについての勉強会。中村先生からミサの起源や構成、込められた思いなどを学びました。
普段の学校でのミサでは、カトリック研究同好会のメンバーは聖歌隊として参列しています。そのため、なかなか様子が見えていなかったようで、「これにはどんな意味がありますか。」「このマークは何ですか。」と、たくさんの質問が飛び交っていました。
聖堂に移動し、ミサの歌を練習しました。いつも学校で受けるミサで、「あわれみの賛歌」や「感謝の賛歌」などのミサ曲は唱えられていますが、今回はせっかくの機会なのでそれらの賛歌も練習してミサに参加しました。
大水神父様のご配慮で、イスを祭壇の近くに並べていただきました。ここからだと、神父様の所作やミサで使う聖具がよく見えます。
ミサ後は恒例の分かち合いです。今日感じたことをそれぞれ簡単に話し、分かち合います。
「ご聖体にマークがかかれていた!」「初めてこんなに近くで見ることができてうれしかった!」等の感想を分かち合いました。
共に食卓を囲み、ミサをささげることができたことを神様に深く感謝します。
次回は10月1日、カトリック芦屋教会を訪問する予定です。