クラブ活動
8/1(月)ミズノテニスプラザ舞洲にて「第51回近畿カトリック学校女子競技大会テニス競技」が行われました。高校生9人に、今年は中学生も2名参加しました。昨年度は惜しくも準優勝という結果だっただけに、今年本校がめざすのはもちろん優勝です。
カトリック校の集まる大会ということで今日一日、ケガなく全力でプレーができますよう選手全員で「主の祈り」を唱えました。
予選リーグ第1試合
仁川学院2-1神戸海星女子学院
D 福原・藤村 3-6
S1 岩村 6-0
S2 西 6-1
この試合の結果如何によって、残りの予選リーグの戦い方が大きく左右するだけに、層の厚い相手チームに対し全力で勝ちに行くオーダーで挑みました。ダブルスこそ落としはしたものの、本校のNo1とNo2選手がシングルスで練習どおりの成果をあげることができました。
予選リーグ第2試合
仁川学院3-0賢明学院
D 福原・藤村 6-0
S1 岩村 6-4
S2 込山 6-2
決勝トーナメントで有利な位置をとるためにも予選1位で通過しなければならないプレッシャーの中、DとS1共に2年生が意地を見せました。S2も硬式テニス初心者の1年生が先日の私学大会につづき勝利することができました。
予選リーグ第3試合
仁川学院3-0城星学園
D 増田・片山 7-5
S1 福原 6-2
S2 西 6-0
ダブルスで出場した中学生ペア。4-5に追い込まれた時は万事休すかと思いましたが、ストロークが安定していたこともありダブル後衛の奇策が見事に的中。一気に形勢逆転、勝利を収めることができました。中学生が高校生相手に勝利できことでチームのムードも高まった状態で決勝トーナメントへ進むことができました。
準決勝
仁川学院2-1聖母被昇天学院
D 福原・藤村 2-6
S1 岩村 6-1
S2 西 7-6(7ー3)
1-1で回ってきたS2では、コースを突いたショットが幾度となく相手に返球されてしまう場面があり、タイブレークまでもつれ込む大接戦に。大きなプレッシャーの中、最後は1年生ルーキーの勝利への執着心が勝ったのでしょうか、何とか苦しみながらも決勝戦への切符を手に入れることができました。
決勝
仁川学院2-1賢明女子学院
D 福原・藤村 3-6
S1 岩村 6-2
S2 西 6-3
昨年度、決勝で敗れた相手なだけに試合前の円陣コールにも熱が入ります。選手達にも連戦の疲れが見え始めましたが、脚を動かすこととラケットをしっかり振っていくことを意識しました。S1では気迫で勝る相手につい萎縮してしまいそうにもなりましたが、ここぞという場面で信頼できるのが2年生エース。ポイント1-1で勝負の鍵が1年生ルーキーに託されました。ゲーム序盤、こそ連戦の疲れが脚に現れたものの、相手の球がセンターに集まりがちだったこともあって3-3からブレイクに成功、その後一気に2ゲームを奪って見事優勝を手中に収めることができました。
新チームになって2回目となる団体戦でしたが、部員一人ひとりが選手、ベンチコーチ、ボールパーソン、SCU、そして応援とそれぞれの役割を果たしてくれました。今回、特に印象に残ったのが大接戦を制した試合直後に中学生ペアが呟いた「これで先輩達に少しでも休んでもらえたかな?」という一言でした。チームのために自分達は何ができるのか、一人ひとりが考えながら行動できつつあり、新チームを自分達の色に染めながら1つ大きく成長できた大会になったようです。
最後に、毎年この大会を中心になって運営していただいている賢明学院の大前先生、本当にお世話になりました。ありがとうございました。また来年もよろしくお願いします。