クラブ活動
6月4日(土)、第二回の教会訪問をおこないました。
まず、小林聖心女学院で、シスターから修道会について、その歴史や精神を学びました。とても貴重な体験でした。
次に、施設を案内していただきました。
小林聖心はその昔、修道士たちは修道院で自給自足の生活をしていたため、とても広大な土地がありました。立派な聖堂にはじまり、お墓や研修施設のロザリオヒルなど、とても新鮮でした。
その後ロザリオヒルの建物を一つお借りし、修道生活について、そして召命について考えました。
修道会に入るには三つの誓願をたてることを学びました。
身も心も清らかで、独身を意味する「貞潔」、自分の所有物や財産を持たず貧しく生きる「清貧」、そして神や修道会の長に従う(すなわち神のみ心に従うということ)「従順」の三つです。
召命について中村先生からお話を頂いた後は、神から与えられた命をどのように生きるか、自分の使命を考えました。
夕方はカトリック宝塚教会へ行きました。ミサに預かる前、教会のことを教えていただき、聖堂内も案内していただきました。
カトリック宝塚教会は大きなくじらのような形をしており(旧約聖書にその起源があるという説もあるそうです)、不思議な内装でしたが、どこか落ち着き心安らぐ聖堂でした。
ミサの後は、神父様も交えて分かち合いを行いました。この日感じたことや思い、さらには自分にとっての召命についても考えてみました。
毎回、教会訪問をすると、教会の方々や施設の方々のとても温かな歓迎を受けます。今回も小林聖心のシスター方々、そして宝塚教会の方々にとてもよくしていただきました。子どもたちは、知識を得ただけでなく、人の温かさや思いやりの心に触れることができたと思います。
来月は、ボランティアに参加します。
こんにちは、カトリック研究同好会です。
カトリック研究同好会では、カトリック精神を深めたり、実践したりすることを目的に、今年より教会訪問やボランティアを計画しています。今回は、第一回の教会訪問として4月30日土曜日にカトリック奈良教会へ行きました。梅田から一時間ほど電車を乗り継ぎ、近鉄奈良駅から徒歩3分ほどで奈良教会につきました。
はじめに、巡礼や聖フランシスコについて事前学習を行いました。プリントを使い、真剣に取り組んでいてとてもいい雰囲気でした。お昼は、準備してくださっていたお茶を飲み、持ち寄ったお弁当を食べました。
その後、奈良教会の方が聖堂を案内してくださいました。奈良教会の歴史や聖堂内を説明してくださいました。
聖堂のステンドグラスは奈良教会の中高生がつくったそうです。とてもきれいでした。
それから、奈良県立美術館へ藤城清治さんの「光のメルヘン展」を見に行きました。
藤城さんは、童話や風景だけでなく、聖書の世界も影絵で表現されていました。また、中には聖フランシスコの生涯を描いた作品もあり、事前学習と照らし合わせながら学び深めることができました。
とてもすてきな展覧会で、部員全員満足したようでした。
その後、周辺を散策し、教会へ戻りました。
最後は”今日感じた平和”というテーマで分かち合いを行いました。それぞれがうれしかったことや幸せを感じた瞬間を共有し、とてもよい分かち合いとなりました。教会の方々はとても歓迎してくださり、スリッパやお部屋を貸してくださるだけでなく、飲み物や教会の歴史が分かる資料を見せてくださいました。
部員の中には「初めは真面目な訪問になるんだろうな…と乗り気ではなかったけど、実際に参加してみると事前学習や聖堂の説明にも非常に感心し、展覧会もとてもすてきだった。参加してよかったと思うし、次も是非参加したい」といった意見が多数あり、顧問としてもうれしい限りでした。
次回は6月4日土曜日に行う予定です。
興味のある方はぜひ、顧問まで声を掛けてくださいね。