第9回カトリック杯
【2023年2月19日(日)於:大阪星光学院】
近畿のカトリックミッションスクール(中高・以下「カトリック校」)では、毎年夏休みにさまざまな運動種目で女子の「カトリック大会」が実施されており、その歴史はおよそ60年。
が、今回参加したのは、男子のカトリック校交流戦!3年ぶりに開催された「第9回カトリック杯」に参加させていただきました。
公式戦に向けて、地元のオープン大会に参加したり県内の学校と練習試合を組んだりすることが多い本校チームですが、他府県のチームと試合をすることはほとんどありません。しかしこの日は京都府や大阪府のチームと対戦することができました。しかも共学校の本校とは違い、男子校で部員数が中高合わせて40名を超えるところもあるなど、同じカトリック校でありながらどこか違う雰囲気の学校と、独特ながらも程よい緊張感を持って試合に臨みました。
開会式のあと、7校18チームがレベル別の4つのリーグに分かれ、団体戦形式で試合を行いました。特に高校チームは、3月の阪神大会に向けて現在のチーム力を確認する絶好の機会となりました。
主な結果は以下のとおりです。
◆中学Aチーム(6チーム)※中学Aチームは3位
予選リーグ 3-1 明星 / 2-3 洛星
決勝T1回戦 3-1 賢明学院
同準決勝 1-3 大阪星光学院
同3位決定戦 3-0 六甲学院
◆高校Bチーム(3チーム)
リーグ戦 5-0 六甲学院 /5-0 大阪星光学院
◆高校Aチーム(7チーム)※高校Aチームは準優勝
予選リーグ 4-1 明星 / 5-0 六甲学院
決勝T準決勝 3-0 賢明学院
同決勝 1-3 香里ヌヴェール学院
この大会において今年の男子チームが素晴らしかったところは、どんな対戦相手であれ「常に100%の実力を出し切る」意識が全員にあったこと、そしてもう一つは試合の出番がない高校生部員が中学生の試合の時にベンチに入って応援していたこと。日頃の活動の中でも常に部員に伝え続けている「卓球は決して一人ではできないスポーツ。まずは一緒に活動している仲間のために練習し、仲間を応援し、対戦相手にも常に感謝と尊敬の念を持ちなさい。」ということを、特に高校生たちは体現できていたように思います。
このカトリック杯は「交流戦」という位置づけでしたが、どの試合もみんな一生懸命プレーし、たくさん試合をさせていただきました。他校の選手のみなさんと直接交流することはあまりできませんでしたが、「卓球」というコミュニケーションツールでたくさんお話できたような気がします。
さいごに、毎年会場として施設を使わせていただき、また運営までしていただいている大阪星光学院の顧問の先生方に厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました!
《2023年度にご入学されるみなさんへ》
ご入学おめでとうございます。私たち卓球部は、初心者・経験者を問わず、一緒に卓球を通して心技体を高め合える「仲間」を募集しています。正式な入部については4月下旬からとなりますが、中学時代に卓球部に所属し、入学後も卓球を続けたい方がいらっしゃいましたら、ぜひ早いうちに顧問の瀬崎(せざき)までご連絡ください(春休み中はお電話にて承ります)。競技経験のある方については4月に日本卓球協会への選手登録を完了し、5月からの公式戦に出場いただくことも可能です。部員一同、みなさんと体育館でお会いできることを楽しみにしています。