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5年生の海事学習は1967年から続いている伝統的な行事です。先輩の卒業生たち同様、青年の家の生活信条「秩序」「友情」「実践」を心に留め、普段の学校生活では体験できない自然を相手に研修に励み、ひと回りもふた回りも成長できることを期待しています。
みんな元気に学校出発!期待と不安が入り混じりながらバスに乗り込みました。バスの中では、クイズ大会を楽しんだり友達と楽しくおしゃべりしながら渋川に到着。青年の家のとなりにある公園でお弁当を食べました。
入所式を済ませ、それぞれの部屋に入り、着替えや荷物の整理を済ませて、学習1の手旗信号をしました。スマートフォンで文字だけではなく画像や映像までも距離に関係なくやり取りできる今の時代、見える範囲内で数文字分のやり取りをすることですら大変であることを体験することができました。また、手旗信号の旗の動かし方がとても工夫されて作られており、先人の知恵の深さにも感動しました。
同宿の蒜山中学校の皆さんとレクリエーションの楽しいひと時を過ごしました。
おいしく夕食をいただいた後、入浴を済ませ、ウミホタルの観察をする予定でしたが、残念ながら天候不順のため実施できませんでした。ですが、ウミホタル用の仕掛けにカニが掛かっていたのでカニの観察をすることができました。
その後、海草のしおり作りをしました。数種類の海草から各自で好みのものを選び台紙に爪楊枝で丁寧に広げながら貼り付けていきました。世界にひとつだけの自分のしおりが完成しました。
一日の研修も終わり、班ごとに反省会をし、室長からの伝達を聞いて就寝です。明日は、いよいよメインのカッター研修があります。しっかり体を休めて、精いっぱいの活動ができますように。