学校行事

祈りの日

2015.01.16

祈りの日

今年で阪神淡路大震災が起きてから20年経つことになります。本校では、毎年、震災の日に合わせて「祈りの日」を設定し、コルベ講堂にて追悼の集会とミサを行っています。

毎年、震災を体験した教員からの話があります。

今年は、6年生担任の松居教諭からの話でした。震災が起きた日に見た光景について、また、命の尊さについて、復興へ向かっていった様子等について、震災直後の学校周辺の写真を見ながら話しました。児童は真剣に話を聞いていました。

 

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その後、神戸市の小学校で震災復興をテーマにして歌われている「しあわせ運べるように」をBGMに、全校生でキャンドルをコルベ講堂中央にある祭壇へ奉納しました。その時のキャンドルは明るく美しく、命の輝きを表しているようでした。

 

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そして、追悼ミサがありました。ミサの説教の中で、竹内校長先生から「自然と向き合って生きるためには人と協力し合うことが大切である」「協力し合うためにも、皆さんには相手を幸せにする生き方、優しく、赦し、励ます人であってほしい」というメッセージがありました。

 

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震災を風化させてはいけないということ、当時まだ生まれていなかった児童一人一人の心の中に震災を経験した人々が学び、得たものが少しでも残ってほしいと思います。また、自分自身の命の尊さ、そしてそれと同じように友達や周りにいる人、生きている全ての人の命が大切であるということを忘れず、日々過ごしてほしいと願っています。