11月11日(金)5・6校時に4・5年生を対象に同窓生特別授業「未来予想図」を行いました。
仁川学院小学校同窓会設立以来、同窓会と小学校が協力して取り組むこの行事は今回で29回目でした。今回は4人の講師をお招きして、3学級では対面での授業、1学級ではオンラインでの授業を行いました。仁川学院小学校での思い出やご自身の仕事、働くことの価値など様々なことを4年生と5年生の子どもたちに伝えてくださいました。
4年1組 『少し早いお酒の話』 株式会社伊太屋 代表取締役 水田太一郎先生(40回生)
先生が教室に入って来て下さるなり、興味津々で話しかけ始めた子どもたち。仁川学院の先輩として、また「未来予想図」の講師の先生として、たくさんのことを学ぶぞ!、そんな熱気が伝わってきました。話題は、お酒のもとになる「水」の話、日本酒の作り方、お酒が食生活のどんな場面で使われているか、お酒との上手な付き合い方など多岐にわたりました。水田先生は子どもたちの発言を上手に生かしながら、また、動画なども交えながらお話下さり、あっという間の2時間でした。子どもたちは、先生のお話をメモしたり、山田錦のお米を実際に見せていただいたりしながら、自分が二十歳になったときの未来予想図(お酒版)を描いていたように思います。
4年2組 『耳鼻科医の仕事~耳・鼻・のどの正体に迫る~』 医師 赤澤仁司先生(34回生)
耳と鼻だけではなく、顔や首の様々な箇所に関わる治療をする「耳鼻科医」、そんな仕事に迫りました。実際の医療現場で使われている「内視鏡」という機器を、今回は特別に持ってきていただき、子ども達の前で実際に使う様子を見せていただきました。普段見られない体の中を見られることに興味津々の様子で見ていると、なんとご厚意で子ども達も内視鏡を使う体験もさせていただくことができました。普段は絶対にできない本当に貴重な経験をさせていただきました。自分たちの未来を思い描く大きなヒントになったように思います。
5年1組 『添乗員って何してる?』 株式会社阪急交通社 大阪フレンドツアー 金辻真美先生(24回生)
今日は、世界中を飛び回って活躍されている金辻先生に、添乗員のお仕事や魅力についてオンラインでお話していただきました。特に、金辻先生が実際に海外でご覧になられたオーロラの写真や、アフリカの動物の映像を見せてもらったときは、画面越しにも子どもたちの驚きが伝わってきました。インターネットが普及した現代においても、実際に自分の目で見て体験することの大切さを教えていただきました。
5年2組 『脳神経外科の臨床について』 脳神経外科医師 永田学先生(34回生)
「脳神経外科医師」の仕事って?どんな病気をみるのか、どんな手術をするのか、そしてどんな一日なのか。映像や写真を交えて、大変わかりやすくお話してくださいました。最初緊張していた子どもたちも徐々にほぐれて、最後は持ってきてくださった実際に使用するカテーテルを触らせていただき、子どもたちは興味深々でした。医師の仕事の大変さや現在の医療技術の進歩など、たくさん学ばせていただきました。