6月16日(金)5・6校時に5・6年生を対象に同窓生特別授業「未来予想図」を行いました。
仁川学院小学校同窓会設立以来、同窓会と小学校が協力して取り組むこの行事は今回で30回目でした。今回は4人を講師にお招きして、対面での授業を行いました。ご自身の仕事や働くことの価値など様々なことを5年生と6年生の子どもたちに伝えてくださいました。今回の授業をとおして、何か興味を持つきっかけだったり、自分が就きたい職業を改めて考えたりする機会となればと思います。
5年1組 『腎臓と透析治療について』 大植クリニック・透析内科医 依藤麻衣先生(29回生)
6年1組 『ロボットを活躍させる仕事~ロボットシステムインテグレーター~』 ロボットシステムインテグレーター 黒田悦成先生(34回生)
お仕事はロボットシステムインテグレーター。ロボットを使用した機械システムの導入提案や設計、組立などを行う仕事だそうです。
ロボットシステムインテグレーターがどんな仕事なのかについて説明を受けました。ロボットの種類や、どんな作業が可能か、また、実際に仕事を請け負った内容と完成したロボットを見せていただきました。その後、実際にロボットを使ってのプログラミングと、その動作を見せていただきました。実物があると、やはり見ていて面白いものです。
質疑応答では、ロボットの値段や資格の有無、仕事にかかる時間や、何故その職業に就こうと思ったのかについて等の質問がありました。
6年2組 『お菓子って何からできているのかな?』 株式会社千鳥屋宗家 常務取締役 原田誉之先生(32回生)
授業の前半では、千鳥屋が江戸時代からあることに驚き、小豆、白手亡豆で作ったお手玉をもらって喜び、それらを使って作られた千鳥饅頭と小麦粉、卵などで作られた千鳥サブレを試食し、そのおいしさにまた驚く。感動の波が途切れることなくやってきた1時間でした。
後半は、職人さんによる和菓子作りの実演を見せていただきました。練りきりを丸め、あんこを包む手際の良さに、歓声を上げる子ども達。さらに、色とりどりの練りきりを用いて繊細で美しい和菓子が次々と出来上がっていきました。和菓子作り体験もさせていただきました。夢中になって和菓子を作る子ども達の姿は、見ていてとてもうれしかったです。6年生最後の未来予想図は、子ども達にとって忘れられない素敵な思い出になりました。