5月14日~16日に自然教室に行ってきました。2泊3日という限られた時間でしたが、子どもたちは普段の学校、そして自分の家からも離れ、仲間とともに様々な体験をしました。その一部を紹介いたします。
<1日目>
昼食を食べてウルトラアドベンチャーへ。それぞれのミッションは班で攻略し、助け合い仲間と乗り越えていくゲーム。マナーを学びながらチームワークを発揮していきました。
その後、お風呂で体を綺麗にし、夕食を食べた後はサイレントウォークへ。サイレントウォークは普段見れない星空を見に真っ暗闇の中を約1キロほど歩きました。綺麗な星空が印象的でした。ゆっくり休んで明日に備えよう!
<2日目>
前日しっかり休んだようでみんな元気いっぱいでした。身支度を整え朝食を頂いた後はメインテーマでもあるカレー作りに挑戦です。火をおこし、材料を切って、ごはんを飯盒で炊いてと大変な作業でしたが、どの班も一生懸命に準備をし、とてもおいしいカレーが完成しました。片づけも厳しいチェックをどの班もくぐり抜け、使わせてもらった鍋や飯盒を綺麗にして返却することが出来ました。
カレーを食べてエネルギー補給をしたみんなは、午後はツリークライムとキーホルダー作りに励みました。こだわりを全面に押し出したキーホルダーは世界に1個しかない、とても貴重な作品へと仕上がっていきました。ツリークライムはロープと自分の力だけを使って試行錯誤を繰り返しながら、とても高い場所まで登っていく子どもたちもいました。どちらも自然の中でしか体験できない貴重な経験でした。
お風呂に入った後はキャンプファイヤーで1日を振り返りました。鉢伏高原にいると言われる火の神(教員が担当しましたが)が炎を運んできて、ゲームをしたり歌を歌ったり楽しい時間を仲間と過ごすことが出来ました。明日はいよいよ伝統の山登りです。
<3日目>
最終日の朝は朝食も自分たちで用意します。カートンドック(牛乳パックに野菜やウインナーを挟んだパンを入れて焼く)を作りました。一生懸命作った朝食は最高の味だったと思います。
そして最後は山登りです。氷ノ山と連なる高丸山を目指して急な山道を登り山頂へ。のぼった者だけが感じる風と景色を堪能しました。その後下山し、昼食を食べた後はバスで学校へ帰りました。帰りのバスは行きのバスより静かだったことが印象的でした。
この自然教室での体験と通して、子どもたちは自分たちで協力し、いろんなことにチャレンジし、失敗を乗り越えて大きく成長する事が出来ました。非常に実りのあった2泊3日となったと思います。