仁川学院小学校

学校行事 記事一覧

2024.06.19 学校行事
未来予想図

6月14日金曜日の5・6時間目。本校卒業生による特別授業「未来予想図」を行いました。今回で32回目となる「未来予想図」ですが、今回はお二人の先輩をお迎えし、それぞれ6年生2クラスで授業をしていただきました。どちらの先生もお医者様です。大がかりな準備で子どもたちをひきつけてくださり、笑顔あふれる楽しい授業が展開されました。

6年1組「整形外科のお仕事」(政田亘平先生、39回生)

骨や関節に関するあらゆる病気に挑む整形外科のお仕事のお話を、子どもたちは興味津々に聞き入っていました。

授業の後半では、手術などで実際に使用する器具を使って、骨にプレートを装着させたり、背骨にボルトを入れたり、ギプスを巻いたりする体験をさせていただきました。一つ一つの工程を丁寧に行っていくと、骨折してズレた骨が戻ったり、曲がった背骨が真っ直ぐになっていったり。先生が「工作好きは整形外科医に向いている」とおっしゃっていたのがよく分かりました。


 先生が最後に「好きなことを仕事にしてください。」と子どもたちに伝えてくださいました。忙しくても充実した日々を過ごすために、とても重要なことと私も思います。これから自分の将来について具体的に考え始める子どもたちにとって、職業選択の視点が得られる、とても貴重な機会となりました。

 

6年2組「みんなが我慢していた時、新型コロナと戦っていた呼吸器内科医のお話」(田嶌匠之助先生、37回生)

 5時間目は座学で、呼吸器内科とはどのような仕事をするのかを聞きました。レントゲンでどこに異常があるか等、興味を持って子どもたちも学んでいました。コロナ治療初期の頃に使用していた防護服も持ってきてくださって、ジャンケンで勝ち抜いた子は着させてもらいました。コロナが広がった4年前、多くの人が我慢を強いられた生活の中で、その我慢は無駄ではなかったということを改めて実感する時間となりました。

 

 6時間目は、吸入器の使い方を見本を使って教えてくださったり、実際の肺活量を測定する機械を使ったりと、グループワークをしました。子どもたち、楽しく参加していました。

 

 今回、一番印象的だったのは、緩和ケアの話でした。人の死を「墜落」(突然の死)と「不時着」(コントロールされた死」と表現し、分かりやすく説明してくださりました。また、お父様を肺癌で亡くされたことが呼吸器内科医になるきっかけとなったそうです。そういう話をしている時、やはり子どもたちは敏感に感じ取るもので、真剣に、とても静かに聞いていました。

 

 

2024.05.28 ニュース, 学校行事
3年生 自然教室を行いました

5月14日~16日に自然教室に行ってきました。2泊3日という限られた時間でしたが、子どもたちは普段の学校、そして自分の家からも離れ、仲間とともに様々な体験をしました。その一部を紹介いたします。

<1日目>

昼食を食べてウルトラアドベンチャーへ。それぞれのミッションは班で攻略し、助け合い仲間と乗り越えていくゲーム。マナーを学びながらチームワークを発揮していきました。

その後、お風呂で体を綺麗にし、夕食を食べた後はサイレントウォークへ。サイレントウォークは普段見れない星空を見に真っ暗闇の中を約1キロほど歩きました。綺麗な星空が印象的でした。ゆっくり休んで明日に備えよう!

<2日目>

前日しっかり休んだようでみんな元気いっぱいでした。身支度を整え朝食を頂いた後はメインテーマでもあるカレー作りに挑戦です。火をおこし、材料を切って、ごはんを飯盒で炊いてと大変な作業でしたが、どの班も一生懸命に準備をし、とてもおいしいカレーが完成しました。片づけも厳しいチェックをどの班もくぐり抜け、使わせてもらった鍋や飯盒を綺麗にして返却することが出来ました。

 

 

カレーを食べてエネルギー補給をしたみんなは、午後はツリークライムとキーホルダー作りに励みました。こだわりを全面に押し出したキーホルダーは世界に1個しかない、とても貴重な作品へと仕上がっていきました。ツリークライムはロープと自分の力だけを使って試行錯誤を繰り返しながら、とても高い場所まで登っていく子どもたちもいました。どちらも自然の中でしか体験できない貴重な経験でした。

お風呂に入った後はキャンプファイヤーで1日を振り返りました。鉢伏高原にいると言われる火の神(教員が担当しましたが)が炎を運んできて、ゲームをしたり歌を歌ったり楽しい時間を仲間と過ごすことが出来ました。明日はいよいよ伝統の山登りです。

<3日目>

最終日の朝は朝食も自分たちで用意します。カートンドック(牛乳パックに野菜やウインナーを挟んだパンを入れて焼く)を作りました。一生懸命作った朝食は最高の味だったと思います。

 

   

 

そして最後は山登りです。氷ノ山と連なる高丸山を目指して急な山道を登り山頂へ。のぼった者だけが感じる風と景色を堪能しました。その後下山し、昼食を食べた後はバスで学校へ帰りました。帰りのバスは行きのバスより静かだったことが印象的でした。

  

この自然教室での体験と通して、子どもたちは自分たちで協力し、いろんなことにチャレンジし、失敗を乗り越えて大きく成長する事が出来ました。非常に実りのあった2泊3日となったと思います。

2024.05.13 学校行事
歓迎遠足を行いました

5月2日(木)、全学年で1年生と転入生の歓迎遠足を行いました。

前日の雨が嘘のような、気持ち良い晴天の下、ペア学年で2列に並び、甲山森林公園に向かいました。

道中も、高学年のお兄さん・お姉さんがしっかりと低学年を見守り、安全に歩行することができました。

公園に着き、2~5年生が道の両端に並び、その間を通る1年生と6年生を拍手で迎えました。

  

全学年が揃った後、児童会主催の「仲間集めゲーム」を行いました。「生まれた季節は?」「好きなスポーツは?」などの質問に答え、自分と同じものが好きな仲間どうしで集まり、盛り上がりました。

続いて「宝探しゲーム」を行いました。公園内のどこかに隠されたカードをペアで協力しながら探し、見つけることができれば景品がもらえます。子どもたちはあらゆる場所に目を凝らしながら公園内を歩き回りました。

      

ゲームの後は、お待ちかねのお昼ご飯とおやつの時間。今回はスクールファミリーで集まっていただきました。だんだん気温も上がってきましたが、子どもたちの笑顔はそれに負けないくらい眩しかったです。

 

最後は、皆で手分けしてゴミ拾いを頑張りました。

帰り道、子どもたちは公園ではしゃいで疲れていたかもしれませんが、最後まで気を引き締めて学校まで歩くことができました。

今年も学年交ざって楽しい時間を過ごすことができました。これからも異学年交流を行う中で、お互いが様々なことを学ぶことができることを願っています。

2024.04.12 学校行事
第69回入学式を行いました

4月10日、晴天に恵まれた水曜日。第69回入学式を行いました。

久しぶりに4年生から6年生も参列し、保護者様の人数制限もなくなった入学式です。

真新しい制服に身を包み、ピカピカのランドセルを背負った53名の1年生。登校してきた子どもたちは少し緊張気味でしたが、お家の方に名札をつけていただき、担任が待つ教室へ行くときには、緊張も和らいできたのか笑顔も見られるようになりました。

 

式を行うコルベ講堂では、6年生が作ってくれたお花のアーチの下をくぐり席へ向かいました。

担任の先生から一人ひとり名前を呼ばれ、元気よく「はい!」と返事をする子どもたち。

舞台に上がり、校長先生からおメダイを首にかけていただきました。

毎年、在校生代表として児童会会長がお祝いの言葉を述べるのですが、今年度はその後に初めて新入生に挨拶をしてもらうことになりました。堂々と挨拶してくれた代表の1年生に、挨拶終了後は拍手喝采でした。

  

 

式後はペア学年である6年生との対面です。恥ずかしそうに1年生のそばにいき、自己紹介をする6年生。その後は一緒に教室へ向かい、6年生から1年生へお花をプレゼントしました。

1年生の子どもたちにとって長い半日だったと思います。帰るときは少し疲れた表情も見られたのですが、「明日待ってるね。さようなら。」と声をかけると、元気にそして笑顔で「さようなら。」返してくれました。いよいよ始まる小学校生活。

私たち教員も楽しみでなりません。

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