仁川学院小学校
10月27日(火)5・6時間目にコルベ講堂で鑑賞会が行われました。演目はNPO法人ローゼンビート楽団の皆さんによる「音楽劇シンデレラ」です。童話「シンデレラ」を講談師と楽器演奏でコミカルかつ軽快なテンポでストーリー展開し、あっという間の1時間でした。講談師の方の表現豊かでおもしろい語り口調が子どもたちの笑いを誘い、ピアノ・ドラム・トランペット・トロンボーン・チューバによるすばらしい演奏の数々に子どもたちの体はリズムに合わせて揺れ、拍手と歓声が会場を包みました。
楽しいひと時を過ごせただけでなく、素敵な芸術に触れることができた満足感がどの子どもの表情にもあふれ有意義な経験となりました。最後に児童会の会長が芸術のすばらしさと感動を心の栄養にして、今後の学校生活を過ごしていきたいと楽団の皆さんに挨拶しました。改めましてローゼンビート楽団の皆さん、楽しくてすばらしい時間をありがとうございました。
10月23日(金)2年生が校外学習に行きました。生活科で1学期に学習した「生きものランドをひらこう」の学びを深めるため、伊丹市昆虫館と昆陽池公園を訪れました。
まずは昆虫館。昆虫の赤ちゃんの映像を鑑賞した後、館内をじっくりと見学しました。特に驚いたのはチョウ温室。中に入ると、何種類もののチョウが室内を自由に飛び交っていて、児童の体にとまったり、何と卵を産み付けたりしたのです。気に入って後から何度も再入室する児童もいました。ほかにも、珍しい昆虫が飼育されていたり、昆虫の顔のお面など楽しい展示物もあったりして、あっという間に2時間が過ぎていました。
そして、昆陽池公園でお待ちかねのお弁当をいただきました。野外での食事は楽しさが広がります。食後、鬼ごっこをしたり、池の野鳥を眺めたり、どんぐりを拾ったりと思い思いに過ごした後、全員で大なわとびやゲームを楽しみました。
さわやかな秋晴れの下、1日中自然に親しむことができ、仲間とのふれあいもたっぷりできました。帰路、「また行きたい!」と、児童たちは口々に話していました。
6月に実施した田植え体験で子どもたちが植えた稲を刈り取りに出かけました。今回も「東条山田錦の学校」で加東市の農林課の方や、みのり農協の方々、地元の農家の皆さんの御協力を得て2時間ほどの間に、稲刈りをしたり刈り取った稲を干したりと普段できないような体験をさせていただくことができました。
はじめに鎌の持ち方や稲の刈り方などの説明を聞き、5年生全員が一列に並んで刈り取っていきました。農家の方の見本では簡単そうに見えても、実際にやってみると苦労しました。難しかったです。それでも、子どもたちは頑張っていました。こつをつかんだ子どもはどんどんとペースを上げていきました。
昼食は、農家の方が用意してくださった豆ご飯、お漬物、黒豆をいただきました。とても美味しく、ざるいっぱいにあった黒豆はどんどんと子どもたちのお腹に入っていきました。美味しくておかわりをする子もたくさんいましたが、それでも食べきれないくらいの量を用意してくださっていました。
稲刈りの体験後は、芋掘りもさせていただきました。2人1組で協力しながら芋を掘り起こしました。大きなお芋に子どもたちは大興奮!家族の分も、しっかり確保していました。
今回ご準備くださった方々に挨拶をして学校に帰りました。たくさんの善意を受け、心に残る思い出ができた素敵な体験となりました。
10月8日(木)運動会予行が行われました。仁川学院小学校では、運動会の前に『運動会予行』としまして、全競技種目を実際のプログラム順に行います。この運動会予行をとおして、本番に向けての課題を発見し、競技や演技の完成度を高めていきます。特に、今年の運動会は60周年記念大会ということで、子どもも先生も例年以上に気合が入っており、本番さながらのレベルの高い運動会予行になりました。
『予行』とはいえ、子どもたちは真剣そのもの。どの種目も迫力満点で、思わず見入ってしまうほどでした。
これから約一週間、10月17日(土)に行われる運動会本番に向けて、子どもたちは練習を重ねて行きます。写真では伝えきれない子どもたちの躍動感や緊張感を、是非生でご覧ください。第60回仁川学院小学校秋の大運動会、10月17日(土)開催です。是非ご来場ください!!(※雨天18日順延)
9月18日(金)、マリアの園幼稚園と小学校の交流行事「はじめのいっぽ」(今年度第2回)を行いました。
今回の活動内容は年長組園児の「小学校授業体験」です。実際に小学校の教室を使って、小学校の先生の授業を体験しました。
園児たちはクラスごとに3教室に分かれて、それぞれ国語・算数・理科の授業を受けました。
国語「『あ』の研究」…ひらがなを使った言葉遊びや文字遊びを楽しみました。
算数「数を当てよう」…神経衰弱に熱中しながら、数の形について学びました。
理科「ふしぎな水」…水溶液の実験で、予想外の色の変化に驚きの連続でした。
およそ30分間の授業が、あっという間に感じられたようで、園児たちは笑顔いっぱいで教室を後にました。「楽しかった!」「また小学校に来たい!」という声もたくさん聞かれました。
小学校で学ぶことへの興味が広がって、これからの幼稚園生活での励みになったのではないでしょうか。
8月21日、水泳の国際大会でも使われる大阪のなみはやドームで、西日本私立小学校連合会が主催する水泳記録会が行われました。
4・5・6年生(計22名)の代表の子どもたちは、夏休み中もこの日に向けて水泳の練習に取り組んできました。
本番まで、しっかりウォーミングアップを行いました。そして緊張感の中、各種目で一生懸命泳ぎ、多くの子どもたちが自己ベストタイムを出しました。
このような場所で泳げたこと、スポーツを通して他校の子どもたちと競い合い、高め合えたことは、子どもたちにとってとてもよい経験になりました。
7月27日(月)~7月31日(金)の5日間、夏期水泳指導が行われました。午前中は1、2年生が、午後からは3年生以上が水泳級ごとにグループに分かれて練習を行いました。一学期の水泳授業とは違い、少人数で、時間もたっぷりありましたから泳力がどんどん身に付いていきました。この5日間の頑張りで、ほとんどの子どもたちが水泳級を上げることができ喜んでいました。
7月24日(金)、臨海学校の最終日を迎え、子どもたちにとって6年間の水泳授業の集大成である遠泳を行いました。
1日目、2日目からは想像できないほどの遠泳日和と言える晴れ間のもと行った朝のつどいでは、今日一日子どもたちが全力を尽くすことができるように神様にお祈りをしました。そのあと海岸を清掃し、徐々に士気を高めます。
朝ご飯もしっかりといただき、いよいよこの3日間のメインである遠泳を行いました。浜からの声援や「エーンヤコーラ!」の掛け声が響く中、今日までの成果を発揮するべく、子どもたちはバディ同士声を掛け合い先生方にも励まされながら、全力で遠泳に挑戦することができました。最後の最後まで、全員が泳ぎ終わるまで応援する姿はとても感動的で、一生懸命に取り組み、仲間との絆が深まったからこそ見られるものでした。最後に、教頭先生のお話を聞く子どもたちの表情は清々しく引き締まっており、たくましさを感じることができました。
最後の反省会では指導助手の先生方からもお話をいただき、この3日間を振り返る時間となりました。ほぼ予定どおりに学校に到着すると、たくさんの保護者の方がお迎えに来てくださり、子どもたちもホッとした表情を浮かべていました。
この臨海学校をとおして、子どもたちは自分ひとりのがんばりだけではなく、お互いに支え合い励まし合うことが大きな力に変わるということを身をもって学ぶことができました。この経験を今後の生活につなげ、最高学年として小学校を引っ張っていく頼もしい存在としてさらに成長し続けてほしいと期待しています。