仁川学院小学校
7月22日(水)6年間の水泳授業の集大成となる臨海学校を迎えました。
子どもたちが期待を胸に小学校に集合したとき、残念ながら強い雨が降っていました。
そんな天気の中、御家族に見送られ学校を出発しました。
バスの中では気持ちを晴れやかに、たくさんのレクリエーションで盛り上がりました。
バスで走ること約3時間、宿泊先の瀬戸内マリンホテルに着くころには、
子どもたちの思いが届いたのか、雨があがり少し陽が射していました。
お昼ご飯をいただき、水泳の準備を万全に、渋川海岸に集合しました。
まずは駆けつけて下さった副校長、校長先生の激励を受け、
自然に対する心構えと、3日間での達成する目標を胸に、各グループに分かれて水泳訓練が始まりました。
雨の影響もあり、水温は冷たかったですが、2回の練習を通して水慣れを入念に行い、
子どもたちは海に慣れ親しんだ様子でした。
明日は沖へ出て、各グループ長い距離を泳ぐ練習を行うことができそうです。
練習を終えた後は、夕べのつどいを行い、今日1日安全に過ごせたことと、
明日も充実した1日が過ごせるように神様にお祈りしました。
おいしい夕食を食べたあとは1日目のレクリエーションを行いました。
各グループ毎に海岸沿いのチェックポイントを回り、協力しながらアトラクションを楽しみました。
今日の練習を通して、普段のプールで泳ぐこととは違い、海という自然の中で泳ぐことの難しさや、
また、楽しさを実感することができたことと思います。
明日は4回に分けて、十分に遠泳に備えた練習をしていきます。自分の課題に取り組むことはもちろん、
グループで励まし合って、全員で目標に向かいます。
7月15日(水)に校内水泳大会を行いました。
昨年から開会式は学院の武道場を使わせていただき、より一層気が引き締まる開会式になりました。
子どもたちはウォーミングアップが終わるとエントリーした種目に出場しました。リレーでも個人種目でも、どのレースもクラスメイトに対して大きな声援が送られ、盛り上がる応援の中緊張したスタートを迎えていました。子どもたちは応援に後押しされて、普段より気持ちよく泳いでいる様子でした。
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接戦の末、総合優勝は6年1組でした。大きな拍手に包まれながら、校長先生から優勝トロフィーが渡されました。
たくさんの保護者の皆様に見守られながら、子どもたち全員が頑張った水泳大会になりました。
6月19日(金)、自然教室2日目を迎えました。昨日に続き、悪天候の中でしたが、朝から元気な子どもたちでした。
朝の集いは、森のホールと呼ばれる多目的室で行われました。教頭先生のお話を聞き、気もちを引き締めて一日の始まりを迎えました。
宿舎に戻り、朝ごはんをいただきました。今日1日のエネルギーをたっぷり補給したあと片付けも協力して行い、気持ちよく次の活動につなげます。
朝食後は、石の首飾り作りに挑戦。四角い石から思い思いの形を削りだし、オリジナルの首飾りを作ります。雨のため予定していたネイチャービンゴは中止になってしまいましたが、その分、石の首飾り作りに専念できました。手や服を真っ白にしながらもつるつるになるまで磨き上げ、完成させていきました。できあがった首飾りに子どもたちは大満足の笑顔を浮かべていました。
最後のお昼ご飯をおいしくいただき、鉢伏高原とのお別れです。最後はやまなみのスタッフが見送ってくれました。
無事に学校へ到着しました。バスを降りた瞬間に鉢伏高原とはちがう湿度と熱気を感じ、気候のちがいを体で実感することができました。2日間無事に過ごすことができたこと、多くの人にお世話になったことに感謝の気持ちをこめて、神様にお祈りをして解散となりました。
2日間はあっという間でしたが、子どもたちにとって忘れられない思い出となったことでしょう。58回生の子どもたちは、来年の冬にスキー教室で再び鉢伏高原にお世話になります。そのときにはさらに大きく成長した姿を見ていただけるよう、この2日間の学びをこれからの学校生活に生かしてほしいと思います。
6月18日(木)58回生の3年生たちが自然教室へ向かいました。今日からの一泊二日、兵庫県養父市関宮町鉢伏高原で、初めての宿泊行事を体験します。
学校での出発式で校長先生からお言葉をいただき、気持ちを引き締めました。乗り込んだバスの中では、ガイドさんと楽しい時間を過ごしました。
無事にヒュッテやまなみに到着しました。野外ステージで開校式を行ったあと、みんなで昼食ををいただきました。
そのあとはいよいよ山登りです。生憎の天候の中でしたが、頂上を目指して山道を進んでいきました。頂上付近では、急に霧雨が強くなりましたが、無事に全員が登り切りました。下山の時には霧も晴れ、子どもたちの気持ちも晴れ晴れとしたものだったようです。
晩ご飯は子どもたち自身で作るカレーライスです。班ごとに協力しながらがんばって作ったカレーに子どもたちは満面の笑顔でした。おなべいっぱいに作ったカレーもぺろりと食べきり、使った道具の片づけまでしっかりと行いました。
子どもたちは初めての宿泊行事に全力で取り組み疲れた様子で眠りにつきました。子どもたちは集団行動の大切さを感じた一日となりました。明日は今日の学びを活かして、実りある一日になるように見守っていきたいと思います。
6月14日(日)、日曜参観を行いました。担任の授業と学年担当の授業の2時間の様子をご覧いただきました。普段なかなかご覧いただくことができない子どもたちの様子をお伝えできたのではないでしょうか。普段とは違う晴れの日に、子どもたちは少し緊張しながらも保護者の皆様の前で自分の頑張りを見てもらおうと、授業に一生懸命取り組んでいました。
参観の後、コルベ講堂において進学セミナーを行いました。今年は、本学院中学・高等学校校長の田端神父より『中高一貫校教育で伸びる子ども~子どもの成長を願って今できること~」というタイトルで講演いたしました。日曜参観の機会に、子どもたちの進学や未来像についてお考えいただく機会になりました。
午後からは保護者の皆様の親睦ソフトボール大会が行われました。 『親睦』試合という名目でしたが、とても白熱した試合が繰り広げられました。点数が入ると全員総立ちで走者をハイタッチで迎えたり、痺れるプレーが出れば全員で拍手をしたり、お母様方や子どもたちの応援にも熱が入っていました。教員共々とても楽しい時間を過ごすことができました。
6月12日(金)5・6校時、5・6年生児童を対象にした卒業生特別授業「未来予想図」を行いました。
本校の卒業生をお招きして、職業・仕事観についてご講演やワークショップをしていただきました。この学習を通して、子どもたちには社会や職業への関心・希望をもってもらうことをねらいとしています。それぞれの活動については次の通りです。
5年1組「パイプオルガンの不思議な世界」~教会におけるオルガニストの役割~
第17回生 浅井 寛子先生(聖イグナチオ教会 オルガニスト)
聖イグナチオ教会のオルガニストをされている、17回生の浅井寛子先生から、「パイプオルガンの不思議な世界」というタイトルで授業をしていただきました。
5時間目の授業は、教室でパワーポイントを使って、世界中のパイプオルガンを紹介していただきました。人のひざの上に乗る小さなパイプオルガンや、鍵盤が七段もあり、スタジアムに組み込まれている巨大なパイプオルガン。世界各国の教会に設置されている美しいパイプオルガンの紹介を聞いていると、まるで世界旅行に行っているようでした。
6時間目は、実際にコルベ講堂に行って浅井先生の演奏を聞かせていただきました。ステージに上がって、先生が演奏されているすぐそばで聞くオルガンの音色は、迫力があるだけでなく、とても繊細で、聞き入っているうちにあっという間に1時間が過ぎていました。
最後は浅井先生の演奏で、「みんなで花園作ろう」を歌いました。午後の日差しの差し込む講堂に、子どもたちの歌声とパイプオルガンの音色が響く素敵な時間になりました。
5年2組「日本の食と農業について考えよう」
第22回生 清水 浩太郎先生(内閣官房内閣総務官室企画官)
清水先生は、元々農林水産省で日本の自給率や農業についての仕事をされているということで、社会の授業で4月から日本の農業について学習してきた子どもたちにとってはとても楽しみにして迎えた当日でした。今は出向して内閣官房内閣総務官室に勤められており、首相官邸で仕事をしている話は新鮮でとても興味深く聞きました。また、羽生選手に安倍首相が感謝状を渡している写真に司会として写っている清水先生を見て「わー!すごい!」と目を輝かせていました。
公務員という仕事に対して子どもたちは「どんな仕事をするのか」というイメージを持っていませんでした。そんな子どもたちに対して、清水先生は「全体の奉仕者」(日本国憲法)という、子どもたちにとって少し難しい言葉を「みんなを喜ばせる仕事」とやわらかくかみくだいて説明してくださいました。子どもたちも、公務員がどのような立場で仕事をしているのかよく分かったのではないかと思います。
授業の後半では、実際に今の日本の食料自給率の低さ、原因、対策などについてワークシートを使って考えていきました。今後、どのような形で日本の農業を守り、また、発展させていけるのか、まずは考えることが大切であるということ、子どもたちなりに考えることの出来た2時間となりました。
6年1組「眼科医の仕事って?」
第17回生 萩原 善行先生(立花萩原眼科医院)
授業の前半は、子どもたちの『眼科』というお仕事に対する疑問や質問に丁寧にお答えいただきながら、『眼科』の具体的なお仕事についてお話しいただきました。後半は、病院で実際に使う機材を用いた実習を行っていただきました。
子どもの、『仕事は楽しいですか?』という質問に、萩原先生は、『楽しいですよ。ただ、どんなことも楽しいこともあれば、楽しくないこともあります。大事なことは、何をするときにもそれを楽しいと自分で思える様になれるかどうかです。』とお答えになられました。まだまだ、楽しくないことに背を向けてしまいがちな子どもたちにとって先生のこのお言葉は、考え方を変える良いきっかけになったと思います。
6年2組「ウイスキーキャップの作り方」
第14回生 久 義裕先生(久金属工業社長)
本校の同窓会会長でもある久先生が、ご自身の会社で生産されている金属キャップについてたくさんの事を教えてくださる中で、『仕事とは・・・』ということを考える機会を与えてくださいました。
子どもたちは事前にウイスキーのキャップを配布いただいており、注意深く観察して授業に臨んだつもりでしたが、お話しをお伺いしてみると気付けていなかった多くの秘密を知ることができました。製造工程をビデオで紹介していただいたり、製造過程の品物を触らせていただいたり、実際にキャップを開けさせていただいたりと、短い時間の中で貴重な体験をさせていただくことができました。子どもたちは、特に利用する人が怪我をしないようにと安全面のことや、リサイクルしやすいようにと環境のことを考えて製品開発をされている点に感銘を受けたようでした。
今回の体験を通して、子どもたちは将来の自分を想像したのではないでしょうか。期待を膨らませて、これから益々成長してほしいと思います。
今回ご講演いただいた卒業生の皆様に感謝の気持ちを込め、今後もつながっていければ嬉しく思います。
6月6日(土)
心配した前日の雨は夜半には上がり、当日朝から大会役員が準備を整えて、甲南小学校で陸上記録会が開催されました。
参加した選手の子どもたちはみんな、開会式前の準備運動からやる気がみなぎっていました。そして、開会式でも仁川の子らしくきびきびと動きくことができていました。
50m走、100m走、走り幅跳び、走り高跳び、学校混合リレー、学校対抗リレーの種目があり、それぞれの種目で、子どもたちは1秒でも1cmでも良い記録を出すために一生懸命取り組んでいました。
大会新記録には一歩及ばずでしたが、女子50mと100mで本校の児童が1位となりました。
記録の良し悪しにかかわらず、他校の子どもたちと交流できたことが良い思い出となり、これからの学校生活の糧になったことでしょう。